生徒さんのひとり(中学三年間、吹奏楽部でホルンを経験、それ以来15年ぶりにホルンを再開)に、マウスピースの当て具合やアンブシュアがデニス・ブレインによく似ている方がいます。
特定の見た目のアンブシュアが正しい、というの考え方が権威を持ったいまでは、この生徒さんを目にすると、アンブシュアの矯正に真っ先にとりかかる教師もいると思います。
生徒さんのひとり(中学三年間、吹奏楽部でホルンを経験、それ以来15年ぶりにホルンを再開)に、マウスピースの当て具合やアンブシュアがデニス・ブレインによく似ている方がいます。
特定の見た目のアンブシュアが正しい、というの考え方が権威を持ったいまでは、この生徒さんを目にすると、アンブシュアの矯正に真っ先にとりかかる教師もいると思います。
みなさんは、楽器を演奏されているとき、どのような思考をしていますか?
音やイメージの世界に浸っているのでしょうか?それとも、自分の中で会話をしていますか?
そのとき、どんな言葉を使っていますか?
マウスピースのプレス。これについては、色々なところで様々なふうに議論されています。
まず結論から言うと、必要です。
ホルンという楽器にある程度真剣に取り組み、自分で自分の演奏能力を伸ばしていこうとされている方々の多くは、「アンブシュア」ということに関して悩んだ経験があったのではないでしょうか?あるいは、現在進行形で悩んでおられるかもしれません。
ところで、アンブシュアの悩みの多くは、「アンブシュア」を意識したときに始まっている、そんな気はしませんか?
前の記事「変化が上達を生む」で、上達のキーポイントとして「考えている事の変化」に言及しました。
この記事では、ホルンを演奏するときに「考えて」みて、変化とその結果としての上達を誘発するかもしれない「考える事」の例を色々と紹介してみたいと思います。
ホルンに限らず、楽器演奏を楽しんでいる人はだれでも、「ウマくなりたい!」と切に願っていると思います。さらに言うと、楽器に限らず、多くのひとは仕事において、あるいは人生において「成長したい」と強く願っていますね。
それでは、どうしたら「成長」できるのか?
キーワードは「変化」だと思います。
☆この記事の原文は、昨年発売されたロンドン・ホルン・サウンズ第二弾「Give It One」のオフィシャルサイトに掲載されています→http://www.giveitone.com/horn-talk/41-horn-talk/67-thoughts-pip-eastop
ジャズの即興演奏にはまだ取り組み始めて日が浅かったので、レコーディングのそのときまで待って、その場でソロを即興で考える(本業のジャズ奏者ならそうすることになっている)のは出来ない気がした。だからその代わり、十分前もってスケッチをもらうことにしたのだ。一ヶ月くらい前もっともらっておいた。それから、考えておいて練習しておくことにした。実は、書き出しさえしておいたし、そうしておいてよかった。もし、そうしなかったらきっとヘタクソな出来になっていただろう。グウィリム作曲の「Blues For Hughie」で与えられたソロは、分かりやすいブルースだったので、レコーディングのその日まで置いておいて、即興でやってみることにした。出来上がりには、けっこう自信がある。全然悪くない。奇妙な事に、吹いていたときのことは、1音も覚えていない。神経生理学者の友人がいるのだが、彼によると、そういう記憶喪失は極度の恐怖の古典的な症状らしい!!まあ、たしかに怖かったものなあ….だって、ホルン吹きがたくさん、私のやろうとしている事に聴き入っており、しかも録音の残り時間はあまりなかったから、空っぽになった頭から何か良いものを引き出さなきゃと、すごくプレッシャーを感じた。1、2の、3、スタート!でやらなきゃいけなかった。キツかった….
☆この記事の原文は、昨年発売されたロンドン・ホルン・サウンズ第二弾「Give It One」のオフィシャルサイトに掲載されています→http://www.giveitone.com/horn-talk/41-horn-talk/67-thoughts-pip-eastop
わたしは、いったい私のどこを買って、ヒュー・シーナンが「ロンドンホルンサウンズの逆襲」とも言えそうなプロジェクトの主要な役割に私を入れたのか、 分からない。第一作目に参加できたときも、本当に嬉しかったが、そのときはやることは少ししかなかった。「キャラバン」の最後の方の絞り出すような音を担当しただけだった。だが、新しい企画が出来上がってくにつれ、ヒューが実はわたしにもっともっと吹いてもらうつもりでいたのが分かってきた。前回よりさらに高音も吹かせる気でいたようだ。そして、ジャズのソロを担当させ、火の輪をくぐらせるようなことをさせるつもりだったのだ。私は心配になった。
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今回の記事は、ロンドンのホルン奏者、ピップ・イーストップ氏の教授法について、当時イーストップ氏の生徒であった、トーマス・アラード氏が解説したものです。
原文は1998年7月11日に最初に発表されています。http://eastop.net/?p=490
☆ロンドンのホルン奏者、ピップ・イーストップ氏の論文です。
原文→http://eastop.net/?p=265
(この論文は1997年夏に、「ホルン・マガジン」第5巻No.2で最初に出版されました)
ここで、速いスタッカートのアーティキュレーションの隙間に隠れていた、「舌で止める」ことの発見を通して何を探求していけるだろうか?すでに示唆したように、ゆっくり練習することでアーティキュレーションをきれいにするという方法は、うまくいかないかもしれない。ゆっくりなテンポのときにどれだけ美しく演奏できても、インテンポでやると何も良くなっていない。私の仮説は、次のようなものである:わたしたちが、アーティキュレーションの向上を意図して取り組むためにテンポ落とすとき、うっかりテンポだけではなくアーティキュレーションのやり方まで変えてしまっているのではないか。テンポを落とすと、「音をなめらかに消え入るように終える」という余分な事を差し挟んで練習しているのではなかろうか。