本番で自己否定に呑み込まれないために

ずっと続けている、「自己否定を見直す」のシリーズですが、きょうは自己否定と本番に関して考えていきます。

わたしはホルンを吹き始めてからは、ホルン演奏に関してはほとんどずっとあがり症です。

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社会人アマチュア管楽器プレイヤーの指導法

わたしは、日本の管楽器文化の最大の土壌であり、未来を担っている中学・高校吹奏楽部で「ひとりひとりがハッピーになりほんとうに上達する」指導の在り方が根付くための努力をすることがライフワークだと思っています。

しかし、もうひとつとても大事に思っているのが、アマチュア演奏家として音楽に情熱を注いでいる社会人の管楽器プレイヤーの方々との交流です。

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練習時間・量についての考察


もしあなたが、「ひたすらたくさん練習しないとうまくなれない」という考え方に接して、その結果いつも自分が練習に費やしている時間が少な過ぎてこれではうまくならないんじゃないかと不安になったり自己嫌悪になっているのだとすれば、どうかこの記事をお読みください。。

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中学生管楽器プレイヤーの指導法

*この記事は、シリーズ「自己否定方式を見直す」の流れで書いています。大変ご面倒ですが、そのシリーズ全体を通して読んで頂いた上で、今回の記事の位置づけを理解して頂ければ幸いです。

ここまで、管楽器演奏に本気で取り組んでいるひとにプロアマ問わず多く見受けられる「自己否定方式」(詳しくはシリーズ「自己否定方式を見直す」をご覧下さい)について考察を続けてきました。

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金管楽器奏者のスタミナ・耐久力の問題を考察する

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*この記事は、シリーズ「自己否定方式を見直す」の流れで書いております。

金管楽器奏者にとって、「スタミナ・耐久力」もまた、多くのひとの頭を悩ませる厄介な問題です。スタミナ切れを起こすと、金管楽器の場合は「鳴らしたい音が鳴らなくなる」ということが起きますので、経験したときのショックが大きい問題です。

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金管楽器のアンブシュア恐怖症その2〜こういうふうに考えてみよう〜

前回の記事に記した通り、わたしにとって「正しいアンブシュアの追究」は、非常に多くの犠牲とダメージを伴うものでした。

様々なアンブシュア理論とそれに基づく指導において設定されている「正しいアンブシュア」を身に付けるべく努力することが多くのひとを上達へと導く一方で、まさにその「正しいアンブシュア」を獲得したはずが以前より明らかに演奏能力が落ちてしまったり、あるいはどれだけ頑張ってもそのアンブシュアを身につけられないひともまた多くいます。

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