学校吹奏楽部の部員たちの演奏をサポートし、指導するにあたって、中学生と高校とで指導にあたってやり方を変えるとよいであろうことは何でしょか?
わたしが指導するなかでいちばん明確に感じるちがいは、
学校吹奏楽部の部員たちの演奏をサポートし、指導するにあたって、中学生と高校とで指導にあたってやり方を変えるとよいであろうことは何でしょか?
わたしが指導するなかでいちばん明確に感じるちがいは、
演奏するというスキルがあります。
そして、教えるというスキルがあります。
互いに深く関連はしますが、異なるスキルです。
結果を叱責することの愚は、望まぬ結果をもたらした過程の中身を見えなくさせることにある。ただいい加減にやったから起きたミスと、難しいことに挑んだ結果の失敗や、力みや緊張からくるミスとでは、改善のための方法がまるでちがう。
それを全て、『努力不足』の類に還元してしまうのは極めて破壊的。
吹奏楽部の顧問や楽器の先生として指導をしているなかで、生徒に対してイライラを覚える場面がありますね。
このイライラを、自覚せずに生徒にぶつけて発散し、生徒をひどい目に遭わせている先生も時々いますが、より多くの先生は自分がイライラしたことや、そのイライラが態度や言葉に少しでも出てしまったことに大きな戸惑いや罪悪感を感じています。
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歌や楽器の先生、吹奏楽部の顧問の先生が、演奏や合奏の指導をしているときにたくさんのエネルギーを使って意識化するとよいこと。
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歌や楽器のレッスン活動をしていて、プロの指導者であれ、部活で後輩にアドバイスする場面であれ、レッスンをする人が頻繁に直面する悩ましい状況が
生徒が演奏をするとき、どう見ても力んでいる。でも、どうアドバイスしたらいいか分からない
というものです。
歌や楽器のレッスン活動をしているひとが多かれ少なかれ直面し、悩まされるのが
他の先生からの妬みや嫌み
歌や楽器のレッスンをしている「先生」たちが抱える不安の代表的なものが
自分がいま教えていることが、ほんとに正しいのかどうか確信が持てず、不安
わたしは、日本の管楽器文化の最大の土壌であり、未来を担っている中学・高校吹奏楽部で「ひとりひとりがハッピーになりほんとうに上達する」指導の在り方が根付くための努力をすることがライフワークだと思っています。
しかし、もうひとつとても大事に思っているのが、アマチュア演奏家として音楽に情熱を注いでいる社会人の管楽器プレイヤーの方々との交流です。
音大生を指導する際に、指導者としていちばん気をつけなければならないのは、
敗者・落伍者という自己イメージを持たせてしまう