きょうベーシックコース(自分の所属スタジオでの一般向け定期継続レッスン。つまり自分のホーム)のレッスンをやっていて大きな気づきがあった。
レッスンのやり方・スタンスとして、自分はやっぱり「コーチ」というのが好きで、しっくりくる。やっていて楽しいし、元気一杯になれるのにラクなのだ!
プロ演奏家以外は教えるべきでないという考え方もありますが、わたしはまったく同意しません。
現実的に、学校の先輩や先生、地域の大人、あるいは家族から教わる場面が多々ある。
先日、上海オーケストラアカデミーにお招き頂いて、上海に行ってきました。昨年6月以来、二度目です。
上海オーケストラアカデミーは、中国のオーケストラ楽員と楽員候補の能力向上のために設立され、上海交響楽団、上海音楽院、ニューヨークフィルハーモニックの3者が提携して設立・運営されている教育機関です。
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こちらの記事「金賞を目指すより….」をご覧になった吹奏楽部顧問の先生から、ご質問を頂きました。
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【質問者】
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大人を指導する、レッスンをすることは、まだ親や教師に依存している子供を教えることと大事なちがいがあります。
“Coaching for Leaders” を主催しているDave Stachowiak氏が、成人教育学(Andragogy)の基本ポイントを紹介しているのを聴いて、わたしたち音楽家が大人の方々とレッスンをするときにもとても通ずると思ったので、音楽のレッスンに引き寄せ、わたしの言葉でそれを紹介したいと思います。
あるとき、アマチュア・ユーフォニアム演奏家の方とのレッスンの中でのこと。
この方は吹奏楽団に所属されていて、他の団員から
1ヶ月前に初めてレッスンに来たときは何年にもわたる深刻な不調に悩まされていた生徒さん。
顎やアンブシュアがぐらぐら揺れ、発音に難を抱え、音がすごく不安定になっていた。
見た目にこだわって、無理に作った姿勢は演奏には効果的ではありません。
むしろ有害です!
もっと自然で、演奏にプラスにはたらく「良い姿勢」の作り方を動画で解説しています。
ぜひ生徒さんと一緒に実践してみてください♪
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ときどき、レッスンや講座をやっていて、「サービス過剰」になって疲れてしまうことがある。そういうときだいたい、生徒さんも疲れる。
で、「サービス過剰」なときはよく振り返るとだいたい、生徒さんに好かれよう、嫌われたくないって気持ちが侵入してるときみたいだ、自分の場合は。