まずはスラー その1

改めて、集中力と観察を最適化するため、目を閉じてやってみよう。

ステップ1:

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健康にご注意!

これから紹介するエクササイズの目的は観察と最適化にある。教条主義的に一回の練習で長い時間をかえて全てのエクササイズを一つ一つ取り組んでしまうと、「分析神経症」にでもなってしまうかもしれない!
時間制限を設けよう。20分程度にしておいて、各ステップをあくまで比較手段として使い、自分自身の演奏を分析し向上させるための一助にして欲しい。このエクササイズは、練習の補完として使おう。
覚えておいて欲しい。「思っていることができること」なのだ。自分のやっていることに注意を集中してこそ、効果があるのだ。

ステップ1

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プランCーその2

私たちの演奏技術は筋肉の使い方に依存しているから、次の点を考慮して欲しい。

1:どんな動きでも、一部の筋肉は発動(収縮)されてその動きの動力源になる必要がある。一部の筋肉はその動きを実行するのに必要な安定性を保つために発動される必要がある。そして一部の筋肉は動きを微調整や動きの実行中の修正のために発動される必要がある。

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プランCーその1

楽器演奏を学ぶという事は、少なくとも技術的な観点から見れば、楽器を演奏するときに役立つ習慣を作り上げるということを意味する。何か新しい事を学ぶ時、私たちは「それ」をうまくいかせる方法を探るのだ。そうする中でうまくいく方法が見つかると(多くの場合、それは偶然見つかるのだが)、以後はそのやり方で「それ」をやる。そして練習を重ねてそのやり方を習慣化させるのだ。問題は、習慣には良いものと悪いものがあるということだ。悪い習慣を身につけている場合、それが一体何なのかを見出す必要がまず第一にある。それが何なのかが発見できたら、今度は新しい習慣を獲得する必要があり、望ましくは古い習慣を置き換える良い習慣であるとよい。このプロセスは「意識的」(合理的理由付け)である必要があり、それはそもそも悪い習慣を身につけるに至らせた原因が「本能的」(感覚)であるからだ。
「アレクサンダー・テクニーク」で知られる F.M.アレクサンダーは、元々は劇場朗読俳優というパフォーマーであった。そんなとき、「悪い」習慣のせいで彼は声が出なくなってしまった。これらの習慣を「正す」ために、やはり彼はまず最初に、そもそも声を出なくさせなくしてしまっている自分のやっていることは何であるかを発見する必要があった。次に彼は意識的に新しくより望ましい習慣を発達させることを自分に教える必要があった。「自分の使い方において、自分が望む変化を起こすことに成功できるとしたら、私は自分の新しい使い方を導くプロセスを新しい経験のために用いる必要がある。この新しい経験とは、感覚ではなく理由付けに基づいて自分を主導するというものだ」F.M.アレクサンダー著『自分の使い方』Gollancz,London,1985より)

このプロセスは、発見の旅であり、一歩踏み出せば決して終らないものだ。

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プラン B

ゴルフをプレーする人はグリーンに向かう際、ホールへの距離と芝の目を観察する。その次に、ボールを叩く事無く一度試し振りする。実際にパットを打つ前にどのようにそのパットを実行するか、メンタルなイメージを作るのだ。このようなメンタルイメージの使い方は、楽器の演奏にも当てはまる。

メンタルイメージを使う方法は、個々の音程が、それぞれ自体においてそして他の音との関係においてどんな感じがするか、演奏者がメンタルな像を作り上げる学習プロセスを必要とする。つまり、演奏者は自分自身の音の「地図」を産み出すのである。このエクササイズは、それ自体が学習プロセスになっており、この学習プロセスは演奏者が自身の演奏を向上させようと試みる際に伴うものになる。像が明確になるにつれて演奏能力が「意識的」になり、結果的に自分自身の演奏への信頼が大きくなるのだ。理想的には、これが「プランA」と組み合わされるべきであり、そうすることで「心の耳で音を前もって聴く」ことと、身体的な動きを「観察する」ことが同時にできるようになるのである。

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プラン A

音程と本能的筋肉記憶の相関性を高める効果的な方法は、演奏をする前にその音程あるいは音型を歌うことである。

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歌うことについて、一言。

いまから説明するエクササイズでは、ホルンで奏でたいサウンドと音程のコンセプトを確立するために声で歌うことをあなたに指示する。歌われる音程がピッタリで正確であることは必須であり、それはその質が次いでホルンで演奏されるであろう音の質と音程の正確を決めることになるからだ。
あまり普段歌わず、声的能力が限られている場合、次のエクササイズを試してほしい。歌われる音程と演奏される音程の整合を向上する助けとなるだろう。

その1:
歌いやすい音程をひとつ選ぶ。その音程を大きめの声でハミングし、次に息をする。
「da」という発音で2秒間ほどその音程を維持し歌う。
さて、ハミングした音程と歌った音程は同じだっただろうか?
息の支えは、その音程を歌う前に確立されていただろうか?
音の始まりは明瞭かつ正確だっただろうか?
サウンドを、歌っている間に維持できただろうか?
このエクササイズもう一度やってみるのも良いかもしれない。

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プラン A・B・C

プランA:
演奏する前に「心の耳」で音程をあらかじめ聴く
=「息にのせて歌う」

プランB:

音程と筋肉記憶をすり合わせる
(メンタルなイメージと本能的な記憶を使う)

プランC:

頭の中のイメージを作る

ホルン奏者にとっては、プランAとBが最も頻繁に使われる。練習(繰り返し)が、聴いている(心の耳で)または見えている(楽譜上の記譜として)音程との関連で筋感覚的記憶を増強するからだ。「筋肉記憶」とは、繰り返し、この場合望む音程の再現を繰り返すことにより、本能的に特定の動きを再現できる、または動きの組み合わせを再現できる能力のことを指す。この記憶は、ひとつひとつの音程が個別にそして他の音程と比べてどんな感じがするかを表すメンタルなイメージを使うことでサポートし増強することができる。

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音を奏でる

呼吸しーフォーカスしてー音を奏でる

呼吸する

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姿勢

姿勢

まず楽器を持たずに座るか立つかしてみる。何時間か重いリュックを背負って歩き回っていたと想像してみて欲しい。目的地に着いてリュックを降ろす。肩にかかっていた重さから解放されたときの感じを想像してみよう。背中が伸びて、肩がリラックスして、頭が持ち上がる。ここで、身体との関係での頭の「バランス」を観察してみて欲しい。頭の「位置」や「保つ場所」ではない。「バランス」とは動きのバランスと自由度を意味する。そういうわけで「リュック降ろしたあと」の頭のバランスを観察する。姿勢がリラックスしていると同時に活性化しているだろう。
ここで両手に楽器を持ち、頭の上に頭のバランスと活性化された姿勢を観察しながら掲げてみる。
頭のバランスを活性化された姿勢を続けながら、アンブシュアのところにマウスピースが出会い、腕が開放的にバランスをとって楽器を持っているようなところへ楽器を下ろしていく。自動的にいつもの演奏のポジションをやってしまわないように、よく気が付いておこう。

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