アーノルド・ジェイコブスとチコヴィッツに師事し、長くドイツのオーケストラで演奏したアメリカ人トランペット奏者。
東西統一前のベルリンにいた高名な教師が、生徒にひたすらテクニカルな課題を休みを与えずに連続して吹かせ、吹けなくなるのを待ち、吹けなくならずに吹き続けられた生徒だけを弟子にしていた。
ジェイコブスもチコヴィッツも力任せに頑張ることではなく効率性を大事にしていたからアプローチの違いに驚いたとのこと。
当時の東ドイツのアスリートの育成がそういうやり方で 負荷をかけて壊れる者は捨て壊れないものだけを育てるという発想なんじゃないかとのこと。
ある意味確かに 育成 効率は良いんだけれども、平気で使い捨てされるということが 背景にもあるわけだ。やだなあ😰
少なくとも、
◎ぶっ壊されて放置ということのリスクと引き換えのエリート教育
◎どこまでモノになるかわからないにしても、できる限り 学び 成長する意志と努力をサポートしてくれる教育
どちらか、明示的に選べるようにしてほしいよね、 生徒としては!