中学生ホルン吹きの M さんからメールでご質問頂きました。
【質問】
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この記事では、練習を計画的に行ううえで多くのひとが一度は使ってみる「練習チェックリスト」についてお話しします。
多くの場合、チェックリストがいつの間にか重荷になったり、現実から乖離してしまって使い勝手が悪くなったりしてしまいます。
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きょうは、練習や成長の過程にある「不器用さ」の重要さについてお話し致します。
実は「不器用さ」は成長の過程でよく現れる段階です。不器用さを悪者扱いしたり、恥ずべきものだと思ってしまうと、逆効果になります。
きのうの練習より。
わたしはアンブシュアの変わり目が、ペダル F, F#, Gのあたりにある。これは「普通」よりオクターブ弱低い。このペダル G~F の変わり目を通過するとき、どうもコントロールがうまくできない時期が、いまのアンブシュアセッティングを始めた8年前から続いた。
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ロンドンの超一流オケの数々に客演し、CD「ロンドン・ホルン・サウンズ」でも大活躍しているホルン奏者ピップ・イーストップ氏の 練習と上達に関する貴重な論文 です。
著者はホルン奏者ですが、 あらゆる音楽家・パフォーマー・アスリートに共通して大切な、上達に関する最も重要な基礎 を明快に述べています。
繰り返し同じような失敗をしてしまうとき、あるいは何回フレーズを練習してもどうも変化や上達が無いとき。それは脳と神経で起きていることから見ると、繰り返し「同じ神経回路」を使って演奏していることになります。
使っている神経回路によって生み出される体の動きが、もしフレーズを正確に演奏しきるようなものであればラッキーなのですが、上記の場合は残念ながらそうはなっていないことを意味します。