【最強の教則本】
若い時から、野球応援の世界でだけトランペット吹いてきたという方がしばらくレッスンに通ってきてくださっている。
応援の現場で、指を覚えて、あと全部聞き覚えでだけ吹いてきた。
でも応援団の先輩トランペッターたちのようにはなかなか吹けないことに悩んで、しばらくトランペットの先生にレッスンを受けた。
ところがレッスンを受けた結果、上達するどころかより吹きにくくなってしまうようになった。
それでトランペット辞めてしまおうかな どうしようかなと苦しんでいた時に、こちらでレッスンを受けてみようとなった、とのこと。
- ◎最初の4回程度でアンブシュアタイプを確定させて(マウスピースを上の歯に固定し、息が上向きに出て、主に下唇が振動するタイプだった)
- ◎その後の4回ぐらいで『強いいきみ』の問題を概ね解消した(それは、思っていたよりはるかに少ない、楽なゆっくりな息で音が出ることが実感できるとともに急速に解決していった)
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これでハイBbまで楽にすっきりと出るようになってきた。
そうすると、後は必要なのは
- ・譜面を読んで
- ・それを声で歌って表して
- ・その後 譜面を読みながらトランペットで表す
ということだけに集約されてきた。
それもほとんど経験がない作業でいらっしゃったのだ。
奏法のベースにある大きな障害がおおむね取れたところで、そこからだったら譜読みの基礎と基礎的レベルのトランペット演奏に初めてすんなと取り組めるようになったわけだ。
教則本なども持ったことがなかったらしい。
そこでちょうど良さそうな教則本はないかなと一緒にお店に見に行った。
トランペットの教則本はホルンよりだいぶ種類が多いね!
さてその中に超基礎にもその後の発展にもスムーズにシームレスにつながって、とても使い勝手が良い教則本が1つあった。
はい、『アーバン』です。
いやーアーバン最強。
アーバンが生まれたのは実に200年前だけど、これを超えるような教則本っていうのはやっぱりないんだろうなと思う。
奏法に関する説明も非常に柔軟な発想でかつ解剖的にもかなり的を得ている発想なところが多くて、びっくりした。
これは初歩からの導入から使っていくのに本当に使い勝手の良い教則本だ!
全編をホルンの音域や調整に合わせて書き換えた本とかないのかなー😄😄😄
ほしいなー😄😄😄