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この記事では、演奏している自分と、それを聴いてくれている聴衆との「関係」について考えていることを書きます。
聴衆(他者)との関係を選ぶ練習
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この記事では、演奏している自分と、それを聴いてくれている聴衆との「関係」について考えていることを書きます。
今月、ある音大で二日間講座をやります。アレクサンダーテクニーク、あがり症、呼吸法がテーマです。
きのうから練習でやっていることと、講座の内容の位置付けが関連してきたので、自分的にメモ。
アレクサンダーテクニークをする
あるとき、ある大学での公開レッスンで学生さんを教えていたときのことです。
技術的なところや、奏法についての考え方に関して、改善の余地が見受けられたので、その角度からレッスンしていたのですが、徐々にレッスンが堂々巡りし始めました。技術的な角度から、確かに一定の改善があるにも関わらず、です。
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『基礎を固める』 という言い方があります。ごく当たり前に使われる、何ということもない言葉に感じます。
しかしこの言い方は、練習=演奏をするひとが自分が望む演奏を実現する力を身に付け、伸ばしていく作業を表現するものとしては、実は不適切な比喩表現ではないかと思います。
ぼくの天職、仕事は『音楽のためのアレクサンダーテクニーク教師』なのですが、
『魂の本業』は1日30分のホルンの練習なんですね。
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夏の吹奏楽コンクールに向けた練習。これは、もうしんどい、大変なものです。
この記事では