高音にチャレンジ! 投稿日時: 2015年7月24日 投稿者: basil すでに一度紹介している動画(2年以上前に撮影)です。音声が若干聞き取りにくいですが、目先のただ「できた、できない」結果に拘泥せずに、本質的に良い方向にすすんでいるかどうかをよく観察しながら一歩一歩プランを構築していっている様子が分かりやすいやり取りです。 最後には、とてもうまくいきました (^^) ブログでは読めない話もたくさん!ぜひメルマガをGET♪ レッスンの申込や出張依頼などについては、こちら!
こんにちは。私はtubaを担当している中学2年の者です。 私の学校は人数が少ないため低音は私1人です。ですが、私の音量では22人のバンドを支えられず、先日のコンクールでは銅賞という結果になってしまいました。 毎日ブレストレーニングをしているのですが、4月から全く音量が上がったという実感が湧きません。 すごく抽象的な質問で申し訳ないのですが、どうしたら音量が出るようになるのでしょうか? 来年のコンクールに向けてバンドを支えられるようになりたいです。 何かアドバイスを頂けると幸いです。 お忙しいとは思いますが返信を頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします。 返信 ↓
えりんぎさん このブログを 「音量」 「大きい音」 「息の圧力」 というキーワードでそれぞれ検索するといろいろ関連する記事が表示されるので、選んで読んでみてください。 あとはこれも参考になると思います。 http://basilkritzer.jp/archives/357.html いちばん具体的にはこの本に書いてあります。 http://basilkritzer.jp/その他/著書/吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室〜今 返信 ↓
初めまして。いつもメルマガを読ませていただいています。 バジルさんに、2つ相談があります。 私は音楽高校でホルンを専攻しています。この前レッスンで、アパーチュアが開きすぎていると指摘され、アパーチュアを狭くしました。するとその時は高音が以前より出るようになったと感じました。その後数日は調子が良かったのですが、練習するうちに、吹いている時に唇が上手く振動していないと感じることが多くなりました。音の出だしが「スカー」と空気の音だけになってしまったり、音を外すことが以前より増えてしまったのです。アパーチュアを狭くしたことでオクターブの飛躍やリップスラーも前よりできなくなってしまい、中低音の音色も悪くなってしまいました。かと言って高音が出るようになった感覚はなく、練習すればするほど焦りがどんどん大きくなり、どうすればいいのかわからないでいます。自分で吹いている感じとしては、唇や喉に力が入ってしまっていて、そのせいで唇が上手く振動せず、音が出にくくなっているのだと思います。しかし、いくら身体を楽にしようと思っても吹いていると無意識に唇に力が入ってしまい、なかなか前のように楽に吹けるようになりません。口の周りや下顎ではなく、唇自体が固まって柔軟に動いてくれない状況です。練習すればするほどひどくなります。私はどうすれば良いのでしょうか。 もう一つの相談ですが…私は高音が本当に苦手です。ホルンは4年目ですが、今だにhighEsから上の音を出すことができません。highDesまでなら曲で出てきてもなんとか当てることができます(豊かに響く大きな音では吹けませんが…)。highDは「一応出る」程度で、コープラッシュ等に出てくるhighDもほとんど当たらず(特にアパーチュアを狭くしてから出なくなってしまいました)、当たったとしても響きのない小さな音になってしまいます。また、ソロの曲にも普通に出てくるhighEsが出ないことで、曲の選択肢がとても狭められてしまっています。低音域はだんだん広がってきたのに、高音域は練習しても手応えがありません。私は唇が厚いだけでなく、かなり出っ歯で上の前歯二本が大きいというホルンに向いていない口です。このことが、私が高音域を苦手としていることにやはり関係があるのでしょうか。そうなると、私がこれ以上音域を広げたいと思っても無駄なのでしょうか。また、先程の「唇が上手く振動しない」というのも、唇の厚さや歯並びに関係するのでしょうか。長文すみません。アドバイスお願いします。 返信 ↓
やゆよさま アパチュアのこと 本当は、いま習っておられる先生に相談すべきことだと思います。習った通りにやっていたら、こんなことが起きている、と。 そうしたら先生は何かちがうことを考えてくれたり提案してくれたりするかもしれないし、 もしかしたら先生が言いたかったことと、やゆよさんがやっていることがちがっていたということが判明するかもしれません。 調子が悪くなるまで言う通りにやるなら、調子が悪くなったことも先生にちゃんと伝えねばなりません。 逆に、どんなことを言われたり教わったりしても「言われた通りにやる」ではなく、先生の言っていることを考え、その真意を想像したりして、本格的には自分で考え自分で決めてやっていいのですよ。 それをふまえて、ぜひ読んでほしい記事はこちら: ・http://basilkritzer.jp/archives/1573.html ・http://basilkritzer.jp/archives/1468.html ここに書いてあることをじっくり自分なりにやってみてください。 高音のこと 歯の形や唇の厚さのことは、ほとんど心配ないと思います。そのせいで高音が出ないということは滅多にないでしょうし、いろいろ研究が進んでいて、そういったことが不利になることはないということがだんだんはっきりしてきています。 わたしが知る限り、歯の形が問題になるのは、歯が唇に当たって痛いときです。それは歯医者さんに特殊な歯にはめるマウスピースを作ってもらうことで解決できます。 高音域は、ひとによっては本当にじっくり期間をかけて(時間や量じゃなく!)少しづつ開拓していく必要があります。とにかく焦らないことが大事です。同時に、高音を演奏できるようになることを諦めてもいけません。高音も演奏したいという憧れや気持ちがあるなら、高音域の練習に取り組んでいきましょう。 自分なりに納得のできる「練習のやり方」に基づいて高音域の練習に取り組んでいく必要があると思います。参考になる記事を検索表示させましたので、読んでみてください。いま High Es が出るとか出ないとkは大した問題ではありません。 ・「高音」キーワード http://basilkritzer.jp/?s=高音&submit=検索 ・「高い音」キーワード http://basilkritzer.jp/?s=高い音&submit=検索 ・記事カテゴリー「練習のやり方」 http://basilkritzer.jp/archives/category/練習のやり方 Basil 返信 ↓
バジル先生 返信ありがとうございます。 なかなかまとまった時間がとれず、返信が大変遅くなってしまいました。申し訳ありません。 先生がリンクを貼ってくださった記事を読みました。今までの私は「アンブッシュア」であったり「高音」であったり、特定の事にとらわれ過ぎて結果的に思うように演奏できていなかったのかもしれません。高い音はまだ音量や音質の面で理想には程遠いですが、少しずつでも上達していけるように頑張ります。 また、唇の厚さなどは関係ないというコメントをいただけて、気持ちが軽くなりました。ありがとうございました。 返信 ↓
こんにちは。私はtubaを担当している中学2年の者です。
私の学校は人数が少ないため低音は私1人です。ですが、私の音量では22人のバンドを支えられず、先日のコンクールでは銅賞という結果になってしまいました。
毎日ブレストレーニングをしているのですが、4月から全く音量が上がったという実感が湧きません。
すごく抽象的な質問で申し訳ないのですが、どうしたら音量が出るようになるのでしょうか?
来年のコンクールに向けてバンドを支えられるようになりたいです。
何かアドバイスを頂けると幸いです。
お忙しいとは思いますが返信を頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
えりんぎさん
このブログを
「音量」
「大きい音」
「息の圧力」
というキーワードでそれぞれ検索するといろいろ関連する記事が表示されるので、選んで読んでみてください。
あとはこれも参考になると思います。
http://basilkritzer.jp/archives/357.html
いちばん具体的にはこの本に書いてあります。
http://basilkritzer.jp/その他/著書/吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室〜今
返信がだいぶ遅くなり申し訳ありません。
是非参考にさせていただきます!
初めまして。いつもメルマガを読ませていただいています。
バジルさんに、2つ相談があります。
私は音楽高校でホルンを専攻しています。この前レッスンで、アパーチュアが開きすぎていると指摘され、アパーチュアを狭くしました。するとその時は高音が以前より出るようになったと感じました。その後数日は調子が良かったのですが、練習するうちに、吹いている時に唇が上手く振動していないと感じることが多くなりました。音の出だしが「スカー」と空気の音だけになってしまったり、音を外すことが以前より増えてしまったのです。アパーチュアを狭くしたことでオクターブの飛躍やリップスラーも前よりできなくなってしまい、中低音の音色も悪くなってしまいました。かと言って高音が出るようになった感覚はなく、練習すればするほど焦りがどんどん大きくなり、どうすればいいのかわからないでいます。自分で吹いている感じとしては、唇や喉に力が入ってしまっていて、そのせいで唇が上手く振動せず、音が出にくくなっているのだと思います。しかし、いくら身体を楽にしようと思っても吹いていると無意識に唇に力が入ってしまい、なかなか前のように楽に吹けるようになりません。口の周りや下顎ではなく、唇自体が固まって柔軟に動いてくれない状況です。練習すればするほどひどくなります。私はどうすれば良いのでしょうか。
もう一つの相談ですが…私は高音が本当に苦手です。ホルンは4年目ですが、今だにhighEsから上の音を出すことができません。highDesまでなら曲で出てきてもなんとか当てることができます(豊かに響く大きな音では吹けませんが…)。highDは「一応出る」程度で、コープラッシュ等に出てくるhighDもほとんど当たらず(特にアパーチュアを狭くしてから出なくなってしまいました)、当たったとしても響きのない小さな音になってしまいます。また、ソロの曲にも普通に出てくるhighEsが出ないことで、曲の選択肢がとても狭められてしまっています。低音域はだんだん広がってきたのに、高音域は練習しても手応えがありません。私は唇が厚いだけでなく、かなり出っ歯で上の前歯二本が大きいというホルンに向いていない口です。このことが、私が高音域を苦手としていることにやはり関係があるのでしょうか。そうなると、私がこれ以上音域を広げたいと思っても無駄なのでしょうか。また、先程の「唇が上手く振動しない」というのも、唇の厚さや歯並びに関係するのでしょうか。長文すみません。アドバイスお願いします。
やゆよさま
アパチュアのこと
本当は、いま習っておられる先生に相談すべきことだと思います。習った通りにやっていたら、こんなことが起きている、と。
そうしたら先生は何かちがうことを考えてくれたり提案してくれたりするかもしれないし、
もしかしたら先生が言いたかったことと、やゆよさんがやっていることがちがっていたということが判明するかもしれません。
調子が悪くなるまで言う通りにやるなら、調子が悪くなったことも先生にちゃんと伝えねばなりません。
逆に、どんなことを言われたり教わったりしても「言われた通りにやる」ではなく、先生の言っていることを考え、その真意を想像したりして、本格的には自分で考え自分で決めてやっていいのですよ。
それをふまえて、ぜひ読んでほしい記事はこちら:
・http://basilkritzer.jp/archives/1573.html
・http://basilkritzer.jp/archives/1468.html
ここに書いてあることをじっくり自分なりにやってみてください。
高音のこと
歯の形や唇の厚さのことは、ほとんど心配ないと思います。そのせいで高音が出ないということは滅多にないでしょうし、いろいろ研究が進んでいて、そういったことが不利になることはないということがだんだんはっきりしてきています。
わたしが知る限り、歯の形が問題になるのは、歯が唇に当たって痛いときです。それは歯医者さんに特殊な歯にはめるマウスピースを作ってもらうことで解決できます。
高音域は、ひとによっては本当にじっくり期間をかけて(時間や量じゃなく!)少しづつ開拓していく必要があります。とにかく焦らないことが大事です。同時に、高音を演奏できるようになることを諦めてもいけません。高音も演奏したいという憧れや気持ちがあるなら、高音域の練習に取り組んでいきましょう。
自分なりに納得のできる「練習のやり方」に基づいて高音域の練習に取り組んでいく必要があると思います。参考になる記事を検索表示させましたので、読んでみてください。いま High Es が出るとか出ないとkは大した問題ではありません。
・「高音」キーワード http://basilkritzer.jp/?s=高音&submit=検索
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・記事カテゴリー「練習のやり方」 http://basilkritzer.jp/archives/category/練習のやり方
Basil
バジル先生
返信ありがとうございます。
なかなかまとまった時間がとれず、返信が大変遅くなってしまいました。申し訳ありません。
先生がリンクを貼ってくださった記事を読みました。今までの私は「アンブッシュア」であったり「高音」であったり、特定の事にとらわれ過ぎて結果的に思うように演奏できていなかったのかもしれません。高い音はまだ音量や音質の面で理想には程遠いですが、少しずつでも上達していけるように頑張ります。
また、唇の厚さなどは関係ないというコメントをいただけて、気持ちが軽くなりました。ありがとうございました。