2008年から、ホルンのレッスンをするようになって、そして2012年からはBodyChanceメソッドの教師としての活動を始めて、数多くの金管楽器プレイヤーとレッスンをする機会を得てきました。
その中でも大変不思議なのが、40歳前後に謎の不調に襲われる金管楽器プレイヤーがプロアマ、上手下手、性別関係なく意外なほど多くいるという事実です。
2008年から、ホルンのレッスンをするようになって、そして2012年からはBodyChanceメソッドの教師としての活動を始めて、数多くの金管楽器プレイヤーとレッスンをする機会を得てきました。
その中でも大変不思議なのが、40歳前後に謎の不調に襲われる金管楽器プレイヤーがプロアマ、上手下手、性別関係なく意外なほど多くいるという事実です。
ミスをしたら、自分は生きている価値がないー。無意識にではあるが、音楽家は内心それぐらい自分自身を追い込む。
ミスしたくない、音を外したくない、間違いたくない、という想いがなぜ身体に緊張をもたらすか?
私がひとりのアレクサンダー・テクニーク教師として最も興味と関心を持って取り組んでいるのが、「あがり症」そして「自己否定」にまつわる問題です。
なぜなら、私自身が、実に10年もあがり症に苦しんだから!
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ある日、
まちがえたところ、
音が外れたところ、
気に入らないところを
二週間前にマウスピースを変えたのをきっかけに、「音が外れても、ミスってもほんとうに構わない」「だから骨盤底に息のコントロールを預けよう」とよくよく思いながら吹いてると、ミス量が四割くらい減った。
より普通のマウスピースにしたことで、息の仕事のキツさが減った。そのことで逆に骨盤底にコントロールを預けきる気持ちになれた。こういう技術的な要因が一部。
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2012年版、キャシー・マデン先生との学び備忘録その3です。
【自分を抑え込もう、落ち着かせようとするのではなく…】
本番の緊張や、その影響による失敗に悩んでいる方々向けのセミナーを行ったときのみなさまの学びを共有していただきました。
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昨日、私が所属するアレクサンダー・テクニークのレッスン・スタジオ「BODY CHANCE」にて、「アガリは味方。自分の全てを本番で出す方法」と題した特別セミナーを行いました。なんと50名近くの方にご参加頂き、大変盛り上がりました。その講座の要旨を今回はこのブログで紹介します。
アガリに苦しんだ10年間
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ステージの上ほど、安全な場所はない!
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【なぜ、ステージ上で身体を固めてしまうのか?】
いつもこのブログでは、基本的に解剖学的なことや練習の論理的な理解などをメインに書く事にしています。それは、このブログを「参考書」として役立ててもらえるのが私の望みだから。
また、私自身が身体の働きや意識の仕組み、方法などをより明確に理解したり、知らぬ間に持っていた誤解を解いて「なるほど!」と体験するのが好きだからというのもあります。