高校生チューバ吹きからの、不調の悩みメール相談を頂きました。
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【質問者】
現在高校2年です。
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クレッシェンドがうまくいかないと悩むチューバ吹き。息を「太く」しようとしていたのですが、音量は空気の直径ではなく量に比例するのでその単位変換を試みました。実はこれ、ボディマッピングの一種です。
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きょう、数ヶ月レッスンに来てくださっているアマチュアホルン吹きの方、トロンボーン吹きの方双方に非常に有意義な効果が見られたのが、「吹き込みモードの転換」。
まずホルン吹きの方の場合、レッスンにはじめていらした当初からアンブシュア、呼吸、姿勢のいずれにもかなりの機能不全が見られその見た目も何か明らかな無理が見られていた。
子供の時から、猫背だと言われてきて、いつも姿勢を気をつけてきた受講生。
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ところが、猫背矯正をやめてみたら
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◎吹きやすい!
◎音がよく鳴る!
◎姿勢をラクにしても別に猫背じゃない!
猫背を気にしてきたあなたも、一応試してみてね♪
比較的珍しく歌い手さんもレッスンにいらしっしゃいました。
ある特定の背骨の使い方をされていたのでそれとは異なる使い方を提案・実験したら、何度やっても結果が良好だったのですが、途中から元の使い方をまたなさっていました。
演奏の不安にはいくつもの類型があるものと思います。その一つが、『やり方が分からないことからくる不安』です。計画、方針、意見などがないか不明瞭で不安にないということです。自分なりにそのときの『レシピ』をつくり、そのレシピに沿って料理=演奏してみるのはいかが?