【息をたくさん吸うウォームアップ】

ゆっくり鼻から吸う

同じペースで吸う長さを伸ばす

吸える最大量を吸う長さを身近くする(ペースを上げる)

歌う・吹く

【息の『量』をたくさん吸う方法】

☑吸える量=「胸郭」を動かせる量
☑肺活量は性差や体格差によるがすごくあるので他人の量は参考にならない
☑自分の体格のなかで肺活量を鍛えることはできる
☑フレーズに見合った量が大事

【うまくいく保証は、常に無い】

みずからの身体を用いて行う楽器演奏や歌唱は、『うまくいく保証』は実のところ本番だけでなく練習のときから一貫して存在しません。それを前提として受け入れると、むしろ練習のやり方も本番の心の持ちようも演繹できるのではないでしょうか。

【口がすぼまってしまう悩み】

アマチュアトロンボーン吹きの方からメール相談
こちらを頂きました。


【質問者】
以前2回ほどレッスンを受けたことがあります。その時にもご指摘いただきましたが、自分の意志とは反して、音を鳴らすときに口を窄める動作をしてしまい、その動作が発動した場合、息がうまく吸えない&音が全く出せなくなってしまいます。この動作は楽器を構えて口にマウスピースを当てる段階で作動されます。音が出せたとしても、音が伸びておる間などでも発生してしまいます。

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【息の「深い・浅い」は単位まちがい】

息を「深く」吸うという言葉は、質的なものを表そうとしていて、「多く」吸うということを本来意味していないはずです。その区別ができていて他人に呼吸の深い浅いを指摘しているひとは少ないのです。

【呼吸法とヨークモデル】

1年ほど前から定期的にレッスンに通ってくれるようになった、中学高校の尊敬する大先輩のチューバ付近の方がいらっしゃいます。

最近その方とのレッスンで、腹式呼吸を徹底するようにしてみたところ、音がものすごく柔らかく、澄んだ、そして芯のあるものにスッと変化しました。

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【ホルン専攻生の悩み相談】

ホルンを専攻する学生さんから、メール相談を頂きました。

【学生】
はじめまして。私は大学で音楽を学んでいる4年生です。ホルンは中学1年生からはじめ、大学もホルンを専攻しています。(私の通う学校は音楽大学では無いため、金管楽器の先生はいらっしゃいません。)

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【発声の”くぐもり”】

普段から、相対的少数ながら歌・声楽をなさる方とのレッスンをすることはあるのですが、不思議と「あいうえお」のすべての母音が『お』に寄ってくぐもりがちという状況に接します。今回は合唱においてもそのケースがあり、一般的な声楽の方法とは異なるかもしれませんが、改善をすることができました。