個性、特徴、クセ

ロシアンプラスの演奏を聴いて、金管楽器の演奏スタイルが独特だなあと感じる。あまりロシアの音って接する機会がないから。特にトランペットが独特で個性的。けど実に素敵。

こういった個性とクセの境目は非常に曖昧だと思う。大事なのは、びっくりするぐらい独特でも、磨かれてくると紛れもなく素敵だということ。個性を普遍的美しさに昇華させるのが技術、経験、人格の成熟なのかも。

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諦めメソッド

ひょんなことから、ホルンの演奏を20秒ほど撮りたいと頼まれ、Laudatioの冒頭部分をカメラの前で吹くことに。

なんとなくプレッシャーというか本番の感じにギクッとするがうまいことハラが座り自分を受け入れ適度に諦め。すると不思議な力が抜けた感覚。

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武蔵野音楽大学トロンボーン会&ホルン会 2015

5日間のロードの最後は、武蔵野音楽大学のトロンボーン会、次いでホルン会の夏合宿に講師として参加してアレクサンダーテクニークのレッスンを行いました。

音楽家として成長するために日々努力していて、また若い故に柔軟で素直なみなさんと過ごした時間は楽しかった!

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高音にチャレンジ!

すでに一度紹介している動画(2年以上前に撮影)です。音声が若干聞き取りにくいですが、目先のただ「できた、できない」結果に拘泥せずに、本質的に良い方向にすすんでいるかどうかをよく観察しながら一歩一歩プランを構築していっている様子が分かりやすいやり取りです。

最後には、とてもうまくいきました (^^)

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下唇を巻き込んでいたら上達できないのではと気にしてしまう…どうしたらいいの?

【質問者】

今、高校1年生で、中学校からホルンを吹いています。今回メールを送らせていただいたのは、私がちょうど1年前くらいから考えていたことに対して、バジル先生の考えを伺いたかったからです。

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長所がバンド全体を伸ばす可能性

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昨日は横浜市立中山中学校吹奏楽部にお招き頂いての講座。曲のソフトなところ、静かなところ、リリカルなところが非常に素敵な特徴的なバンドでした。音が柔らかくて美しいって、「パワフル」よりすごいことなんじゃないかな。

フォルテのところでうまくいかない、力んでしまう、というのが部員や顧問の先生共通の悩みということで相談を受けました。単純に、「フォルテの吹き方」を技術的に知らないことが直接的原因だったので、それをレッスンして改善はスタートしました。

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