【社会人吹奏楽団が形作る音楽人生〜音楽家・浅原ルミ子さんとの対談〜】

高卒で就職、
長く社会人吹奏楽団で活動し、
30代でオランダの音楽院へ。

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【人生の選択を本当にまちがえてしまった、と思ったときの話。その2】

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きのうの続きです。
【人生の選択を本当にまちがえてしまった、と思ったときの話。その1】

ドイツの芸術大学でホルンを専攻するようになってから、最も「しまった、選択をまちがえてしまった」という考えが重くのしかかってきたのは、大学の先生に師事するようになってから一年くらい経ってからの時期です。

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【人生の選択を本当にまちがえてしまった、と思ったときの話。その1】

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わたしは日本で育ち、高校まで日本の学校で学び、
高校卒業後にドイツの芸術大学に進学してホルン演奏を専攻しました。

しかし、実はドイツに行った最初の日から、心の中には「しまった、自分の選択は誤りだったのではないか・・・」という気持ちが生まれていました。

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【ホルンが好きじゃなくなって、また好きになった話】

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多くのひとに非常に類似する経験だと思いますが、わたしもまた『自分の演奏する楽器を好きだと思えなくなった』経験があります。

吹奏楽部でホルンを演奏していた高校生の頃は、まったく思い通りに演奏できなかったり、一体どうすれば上達できるのかさっぱり分からなかったり、音大に進む決心はしたものの自分の実力にも将来にも全く自信を持てず不安が強くて非常に辛く苦しい感情や葛藤に苛まれることはたくさんありました。

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