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きのうレッスンでお会いした方のひとりは、『口の中の空気しか吐けていないから息が長続きしないので音がなかなか伸ばせない・鳴らせない』という状況にあった。
レッスンの前半では、息を吐いてないのだと誤解していたが途中で吐けてないのだと気がついた。明確な因果関係や力学は分からないが、腰を立て座骨に体重載せすぎて胸張りっぱなしなのを全解除してもらうと、即座に息が少し吐けるようになった。たぶん胸郭や腹壁をガチッと固めなくなったから?
そのあと、『息を吐き出すのはパピコと一緒』ということで、息を吐きつつ胸もお腹も凹ませにかかることをやってもらうと、もっと吐けて更に良くなった。
最初に気付かなかった、口の中の空気だけで音出そうとしている様子、けっこう見覚えかあるし、そのときの独特の音が落っこちる感じも聞き覚えがある。何か、特別珍しくはない掛け違いの類型だと想う。どこをどう掛け違えているか、読み取り切れなかったが、あと数例関われは解明できそう。
アンブシュアの息の向きのことも関係しているかもしれないし、構え方からくるマウスピースの当て位置のズレやプレス不足もあるかもしれない。どこが、掛け違いの根っこか。それさえ分かればというところだが、姿勢全解除とパピコは明確な効き目があったというか、何か良い線を突けている。
この類型のことを理解するまで、あともう一歩、あともうちょっと!💦💦
BasilKritzer