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おとなが、最大限に自由かつ目一杯学ぶ空気を生み出すには?
アメリカの教育研究家のジーン・クラーク(Jean Illsley Clarke)の観察・考察・分析して見出したことに次のようなことがあります。
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おとなが、最大限に自由かつ目一杯学ぶ空気を生み出すには?
アメリカの教育研究家のジーン・クラーク(Jean Illsley Clarke)の観察・考察・分析して見出したことに次のようなことがあります。
きのうから使ってるプラン:
①頭が動いて自分全体がついてきて
②立ち、動き、呼吸しつつ
③聴衆を自分とともに在ることに招待しながら自分は聴衆とともに在りつつ
④楽器と自分の関係を作り続けつつ
⑤音を生み出しつつ
⑥意味を作り出し続ける
先週末から、練習するとき、
① 前日に「こういうことをこういう順番に考えながら吹くことが、いま自分に分かるベストの内容・オーダー」考え書き出して、
わたしのアレクサンダーテクニークの恩師、キャシー・マデン先生がこう表現しました。
「パフォーミング・アーティスト(音楽家、俳優、ダンサーetc)の本質は、時間と空間を共有してくれている聴衆・観衆によって『変容させられる』ことを受け入れ、歓迎し、望むことにあるのよ。
「キャシー・マデン先生との学び備忘録」シリーズ、2014年版。第2弾。
自分全体が、見られ、聞かれ、自分全体で相手全体と在って、見て、聞いている。
ことしも恩師、キャシー・マデン先生が来日。毎年書いている、「キャシー・マデン先生との学び備忘録」シリーズ、2014年版のはじまり〜
いま現在の条件・状況における「自分の使い方」を分析する
きょうの入門セミナーでは教えていて、いろいろと大きな発見・学びがありました。
ホルンの方をレッスンしていたとき、
わたしのホルン生活の大半は「思い通りに全然できない歯痒さと焦りと劣等感」が占めていましたが、高校時代のある時期だけ、カラダはラクで、スイスイうまくなっていき、本番もよい演奏ができた数ヶ月がありました。いまになって分かったのですが、その頃「聴いてくれるひと」を常に意識していました。
その後、コンクールとか入試とかで「失敗しないこと」とか「自分が音大生としてあるべき腕前にならなきゃいけない」とかに意識が行くようになり、また緊張や硬さが常にあるような状態になっていってしまいました。