きょう学んだこと

【覚え書き 1】

アレクサンダーテクニークは演奏技術に奉仕し、

演奏技術はパフォーマンス技術に奉仕し、

それにより聴衆を旅路にお招きする。

その旅路は、自分が芸術を行うその理由が目的で、それは自分の人生と世界に奉仕する。

【覚え書き 2】

得たいものを得、実現したいことを実現するにはその望み・目的が

① 建設的で
② 可能で
③ 自分のコントロールできる範囲にあり
④ 自分も、他人も、何も傷付けない

ものである必要があり、この四条件に即した実現に至るステップへと還元しひとつひとつ行う。

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きょう学んだこと」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    いつも読ませていただいていて、お勉強させていただいています。以前1度セミナーに参加させていただいてTwitterでも何度かお話しさせていただいたことのある音楽科高校でホルンを専攻している者です。
    今、アンブシュアのことでとても悩んでいて、イライラしてきてしまって練習も出来ない状態です。
    先日の実技試験の一週間前くらいから高い音(普通のFより上)が出しづらくなり、今まで正しくはないけど吹けていたアンブシュアがわからなくなってしまい、試験の時も決めなきゃいけないところのハイC、ハイCisが出なく、今はもう終わったことだからとあまり気にしないようにしていますが、やはり試験の前から突然高い音が出なくなった原因をちゃんと理解しておきたいなと思い、いろいろ考えてみましたが、練習のしすぎ?とかアンブシュアの練習をやっているので、はじめは高い音が出しづらくなると聞いたことがあるので、良い結果で今音が出ないのか、間違ってるから負荷がかかってるから出なくなったのか、もよくわかりません。
    試験が終わり夏休みなので基礎を見直したいと思ったのとアンブシュアも見直す機会かなと思い、鏡を見ながら練習してみたりしていますが、正しいアンブシュアも今まで楽にではないけど音が出ていたアンブシュアもわからなくて全然音が出なくて悩んでいます。
    具体的な練習方法や考えられる原因など、詳しく教えていただけると嬉しいですm(__)m
    よろしくお願いしますm(__)m

    • りささん

      この文面を読んでいる限りからすると、そもそも「アンブシュアを直す」その試みが必要無いのでは、とわたしには思えます。

      いま吹けないのは、実際に吹けなくなっているのではなくて、いままでの自分の吹き方を否定していて、でもそれに代わる吹き方が実は自分に合っていないか良くない吹き方をしようとしていてそれも機能しないからなのでは、と思えます。精神的な葛藤と混乱ですね。

      わたしがお勧めするのは、前の自分の吹き方を全肯定することです。そして、アンブシュアをいじったり直したりする作業をやめて、音を奏でること、音楽をすることを練習としてみてはどうでしょうか?

      きっとすぐに前の吹き方が戻ってくると思います。

      前の吹き方から、「上達」していけばそれでいいのではないでしょうか?
      上達するということは、見た目には分からなくてもアンブシュアも含めいろんなことが変化するということです。

      ちなみに、わたしは「間違ったアンブシュア」は基本的に存在しないと思っています。
      ごくたまに、マウスピースのアンブシュアに対する位置を変えることで吹きやすくなるひとはいます。
      だから、アンブシュアを変えていいのは、変えた瞬間から基本的には「吹きやすくなる」場合だと思いますよ。

      Basil

      • 返信ありがとうございますm(__)m
        少し納得できて、少し安心したというか……
        ここ最近たくさんの先生にレッスンしていただける機会があり、少し混乱していたのかもしれません。
        でもどの先生にも顎が張れてないと言われ、自分でもそれは実感しています。
        レッスン中にもっと張ってもっと張ってと言われて普段高くて力が入ってしまう音が感覚がないくらい楽に出ることがたまにあるのですが、レッスンから帰ってきて一人で練習しているとどんな感じだったかもわからなくなってしまい忘れてしまい出来ません。
        こうゆうのにはどのような対策が必要なのでしょうか?
        きっとそれを徐々に自分のものにしていけたら成長できるのに、といつも思います。
        あと、今すごく音域を広げたいのですが、どんな練習がいいでしょうか?
        よろしくお願いしますm(__)m

        • わたしも、中学のときからホルンのレッスンでは「顎を張る」というのがよく分からないしうまくできないし、
          やろうとしていると音がスカスカになってきてそれを相談しても「もっと顎を張れ」と言われて混乱、幻滅することがよくありました。

          結論から言うと、顎を張ろうとする必要はかならずしもありません。
          顎を張る、ということをやっているようには見えない名奏者がいっぱいいるからです。

          りささんの場合、顎を張ろうとすることは、調子が悪くなるんですよね。ということは、これからも言われることはあるだろうけれど、
          その意味が分かったり自分に役立てる考え方が分かるまでは、自分の中では聞き流して他のアドバイスやフィードバックに耳を傾けるとよいのではないでしょうか。

          顎を張る、ということの意味についてはこちらに書いています。
          http://basilkritzer.jp/archives/1278.html

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