先日の記事『「顎を張りなさい」の真実』に対してさっそくご質問を頂きましたので、お答え致します。
【質問】
先日の記事『「顎を張りなさい」の真実』に対してさっそくご質問を頂きましたので、お答え致します。
【質問】
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きょうは、楽器演奏を学ぶ中で先生や教則本から
・顎を張りなさい、と教わったがそれがうまくいかなくて悩んでいるひと
・顎を張りなさい、と教えているがそれがうまく伝わらなくて困っている先生方
練習をしながら、少しでも音が外れたりすると『もっと上手でちゃんとしたホルン奏者にならなきゃいけない』と思って、身体を緊張させていたこと、そして音を出す前に毎回、『いまから外れるかもしれない、いまから自分のダメさが証明されるかもしれない』と考えて身体を緊張させていたことに気付いた。
そこできょうは『どれだけダメなホルン奏者でもいいんだ。ちっともうまくならなくても、それでも自分という存在はOKなんだ』と、わざと意図的に考えながら練習してみた。この考えは、アレクサンダーテクニーク用語で言えば気付いた緊張への『抑制』として働く。
引き続き、金管向けのお話です。きょうは、タンギングと息の「タイミング」に関してです。
昨日はアンブシュアの形成に関して「役割分担」や「順序」を分解して意識化してみました。(参照:アンブシュア形成における「口を閉じること」の役割)
きょうは主に金管楽器の話です。
つい最近わたしが自分の普段の練習のなかで気付き、試しているアイデアがあります。
それは
500を超えるわたしのブログ記事の中から、「奏法」について言及している記事をピックアップし、ひとつの冊子にまとめました。自然で無理の無い奏法をどのようにして得るか、フォームや練習法をどう考えるか、数々の問題提起をしています。奏法の探求を進めている方や奏法に悩みを持つ方にはきっと役立つ内容です。
【目次】