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新訳:Singing on the Wind です。前回はこちら
息を吐くこと・息のサポート
返信
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喉に力が入って、高音が出ないと悩む中学生トランペット吹きからのメール相談です。
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息を吐いているとき、息を吸う動きを「息を吐きながら」やり続けるー。これが息の支えです。
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「お腹を押し出す」ような体と息の使い方が、
吹奏楽や管楽器の世界では昔はとくに強調されていました。
ちょっと問題なのは、
お腹でそれをやろうとしてもうまくいかないこと。
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1:仰向けになります。膝は立てて。
2:息を吸います。
3:無理にお腹を膨らまそうとしなくても!ちゃんとお腹が膨らみます。
4:重めの本をみぞおちのあたりに置きます。仰向けに。
5:息を吸います。すると、本が天井の方に動きます。
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ここまでが、「お腹の動き」を知るための工夫。
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【息の支え=呼吸の綱引き】
「支え」とは、反対方向の動きが同時に生じることで力が拮抗したときに位置や速度などが一定に保たれる状態のことを指します。
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記事『骨盤がみちびいた、人生で初めての高音域』に、その記事を読んで骨盤のことを奏法の意識に取り入れるようになった方から、経験された変化と上達についてコメントを頂きました。
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音程を変える操作に肩甲骨の動き(音程と関係無い)がいつの間にか混ざっていたことに気付いて、代わりにお腹の力で息の吐き方に強弱をつけると音があっという間に響き始めました。