前記事では、わたし自身のあがり症問題について、初めて経験した6歳のころの記憶からスタートして、音大時代を経て30代なかばに至るまでの実体験をお話しました。
今記事では、30代後半から40歳現在にかけて、もっとも直近の体験と理解をお話したいと思います。
【あがり症の定義】
まずこの記事は、あがり症の問題について、現在どのようなアプローチが存在するか、その概要を解説致します。
はじめにあがり症というものを、演奏する人が演奏する場面で困るものとして経験している場合に、その中身の最大公約数的な定義をします。