・腹式/胸式の『共通点』
・どのように伝えるか
・どのように取り入れるか
・チューバ奏者は『三段呼吸』
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著しく奏法の調子を崩してレッスンにいらっしゃるようになった若いアマチュアホルン吹きとのレッスン。
始めの2回のレッスンは、音が出やすいマウスピースの当て位置と動かし方(アンブシュアーション)を見出し実践するものだった。
管楽器の演奏で、「息の圧」の感覚はほとんど誰でも実感することになります。しかし、息をウッと止めても圧の感覚を得られるのがクセモノ。圧力は作れても流れが足りなくなると振動しにくくなるわけです。そこを整理したら音色がとても良くなりました!
実はけっこうよく出会うケースです。
・息を吸わずに吹き始める
or
・吸う意志や身振りはするが動作はしない
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改善方法例
「ビートを数え感じる」
「自分に自分の吸い音を聴かせる」
長いフレーズがもたなかった社会人オーボエ吹き。
◎息を吸ってお腹を膨らませる感覚
◎そのお腹を膨らませたまま力強く保つ感覚
にアクセスできたとき、見事フレーズを余裕を持って吹ききれました!
拍手喝采!
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どうも、なんでなのかもメカニズムもわからないけれど、腹式呼吸と胸式呼吸で人により合う・合わないがあるようだ。
そして、腹式と胸式それぞれに良質なやり方や的確な教え方がある。
チューバ吹きとのレッスン。「高音の発音」に取り組みました。
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①スラーで上がれたときの吹き方
②ハズレ方から狙いを修正
③アンブシュアモーションから奏法を抽出
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の3つのアプローチを用いました。
・肩腕のウォームアップ
・腕が重くなる姿勢の解除
・体の『膨らみ』キープ大作戦
音も変わるのが分かります✨