あがり症・緊張に悩む人の多くが意外とやっていないのが、
「どういうときに比較的うまくいくか」
あがり症・緊張に悩む人の多くが意外とやっていないのが、
「どういうときに比較的うまくいくか」
「場数を踏めば良くなる」
「場数を踏めば緊張しなくなる」
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そうなるには条件があります。チャレンジするたびに何かを変えて学び、状況に適応していっているということです。
自意識過剰に陥らずにいられる、あるいは自意識過剰になってもやるべきことに意識を戻せる軸が、
「誰かや何かのために演奏すること」
・ライトへの飛球を追いかけてしまうレフト。「盛り上がり過ぎ型」
・自分のことばかり気になる「自意識過剰ド真ん中型」
・仮説としての「自律神経の反応問題」
・反応を調整する方法としての薬・漢方薬
・開き直りメソッドとその限界
・「誰か・何かのため」にやるという鍵
大学入試のときのエピソードなど赤裸々に話しています。
先日、ホルンの生徒さんとのレッスンで、
「恐怖に呑まれると、演奏が困難な身体の使い方になる。でもそこを押してエイっと吹いてることが多い。恐怖に呑まれてないときは
自分に合った呼吸法さえしていれば普通にただ吹くだけで十分うまくいく」
これから演奏する曲や箇所が失敗しそうで怖くなり、緊張してくるという悩み。
良い演奏をしたいという向上心はMAXで。
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失敗はしても悔いはないという自己受容もMAXで。
『本番で緊張してうまくいかない』ことに悩みまくってレッスンにいらっしゃった方。よくよく話を聞くと、人前に立つのは得意、練習やリハは当日でなければ全然大丈夫、失敗しても次の本番を断ろうとは思わないetc…緊張に弱いわけではなさそうだぞ?
そして実際に吹いているのを聞くとこれはメンタルではなくテクニカルな問題だと気付いた。そもそも音が当たったか当たらなかったという『善悪二元論的』にだけ判断して組み立ているから、身体的に気持ちよく音が出せたか、音の響きはどうか、音色はどうかといった『物理的』な指標からの情報を拾わず活用していなかった。