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先日、周りが良いという音色を自分は好きになれず、そのまま基礎練習をやっていると不調になってしまって悩んでいた中学生トロンボーン吹きから、悩み相談が来ました。
そのやり取りです。
過日、東京都内にて『徹底自己肯定楽器練習法1Dayセミナー』を開催致しました。その模様を、一部を除き撮影しましたので、動画で学んで頂けます。
1 音楽大好きなみんなの悩みはどんなこと?
つくづく、音楽を演奏するなかでのあがり症や強い苦手意識という問題と向き合うにあたっては、複雑なパズルを読み解き、ほつれた糸を一本一本解きほぐすような作業を要することがあると身を以て実感している。
恐怖や面目、評価されることより大切なことにつながりながら演奏するというそこに至る道。
・自分にとって、大切なことを「行っている」ときは、それがなんであれパフォーマンスである。楽器演奏、プレゼン、レッスンをする、家事。なんでも。
きょう練習していて、見えてきたことがあります。練習は、「奏でたい音楽を実現すべくチャレンジする」作業だと思うのですが、いつの間にかそれが「ダメなところを潰す」作業にすり替わっていってしまうことが多いですよね。ミスや失敗するたびに反射的に「やり直す」、あの為にならない練習。
「奏でたい音楽を実現すべくチャレンジする」作業、としての練習は、一回一回のチャレンジで「どこがダメだったか」に着目するのでなく、「どこが前回と変わったか」「どこが良くなってきたか」の手応えを感じて、「前進」する作業です。