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金管アンブシュアタイプは物理的で客観的な指標で奏者のアンブシュアの使い方を分類したものですが、ここではそれに対し、印象と経験ベースでタイプごとの特徴と練習法をお話しています。
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Bb管で言えば『Low-Bb』は基礎合奏の音階の最初だったりして基本・基礎のような気がしがちで、また《低い=土台=基礎》みたいな連想もしやすい。でも、必ずしも簡単あるいは基礎的とは言えません。
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体にも音にもずっと相当に大変な力みや硬さがあったという生徒さん。
『音は唇が振動すること生まれる。唇は吐いた息が唇に当たることで振動する。だから、単純に息を唇に吐こう』
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運指タンギングそして音並べが音階で噛み合わないと悩む生徒さん。
いずれもインテンポで、
フォルテや高音で喉が痛くなりうまく鳴らせないという高校生ホルン吹き。
観察して尋ねると
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①息を吸う量と音量は関係ない、と3回唱える
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②息を吸わずにいきなりドンと思いっきり発音して大きい音を出す
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③息を吐きながらおもいっきりお腹をへこませるということを5回くらいやる
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④また2をやる。たぶん音量が増す。といことは、吐く量が音量と関係ある!
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⑤たくさん吐くぞー思いっきり吐くぞーと思いながら適当に雑に思いっきり息を吸って、大音量で吹く
試してみて下さい。