フォルテや高音で喉が痛くなりうまく鳴らせないという高校生ホルン吹き。
観察して尋ねると
✓口の中広げて
✓のど開けて
✓深く吸って
✓お腹に入れる
を全て意識していることが分かりました。
そこで、
『それ全部やめ(笑)あっさ〜い胸式呼吸で思いっきり吸って、そんで思いっきり吐いてみて』
と提案すると
ラクにめっちゃ鳴らせた!
喉の力みが取れて、
息がいっぱい吸えて、
音が大きく開放的に。
・口の中&喉広げる意識
→気道でなく食道の方の感覚に意識が行ってた。喉はむしろ抵抗が増えているのが吸い込み音で分りました。
・深く&お腹に吸う
→肺のないところに、本気でそこに入ると思って息を入れようとするが、それはそのような方法はないのですね・・・。関節のないところで体のどこかを動かそうとしても力むのがだれでもやれば分かりますが、それと同じ原理で力むだけでした。肋骨の動きを邪魔していて吸いにくくなっていたわけです。
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これら、感覚やイメージで組み立てようとする代わりに、今回はただシンプルに呼吸の仕組みそのままやることで成果を得られました。
胸式=肺呼吸=人間にできる皮膚呼吸以外の唯一かつメインの呼吸。腹式呼吸も肺呼吸!