吹奏楽でよく演奏される、レスピーギ「シバの女王ベルキス」。
☆呼吸法は「腹式が正しい」のではない。んなもん勝手に決めんな(笑) 何式がいいかは比べて選ぶのがGood。
ゲシュトップの「正しいやり方」を先に知ろうとしたり、右手をとにかくベルの奥に突っ込まなきゃ塞がなきゃとばかり考えていたり。
我々金管楽器を演奏するひとは、苦手に感じる音域ほど口元や口の中をアレコレしたり考えたりして、操作的にあるいは無理やり音を出そうとしがちですよね。
出ない、
難しい、
大変、
その原因は、「表現しなきゃ」という意識に端を発した「音に対する干渉」のようなものだったのかもしれません。
一つ前の記事の続きとも言える内容なのですが、ホルン吹きの方とのレッスンでのこと。
音を出すタイミングで息を吐くのが、音を出すタイミングで音を出すためにいちばん遣りたいことなわけですが、そのときに息を喉でウッと止めたり飲み込んだり、吐くというよりはペチンと強めのタンギングになりがち。そんな状況にありました。