【吹奏楽デモクラシーvol.14】
〜藤村女子中学高校吹奏楽部顧問の都賀城太郎先生と対談〜
【吹奏楽デモクラシーvol.14】
〜藤村女子中学高校吹奏楽部顧問の都賀城太郎先生と対談〜
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高校生ホルン吹きからのメール相談です。
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【質問者】
発音についてです。今までは本当に気にしていなかったのですが、最近息を吸ってもすぐに発音が出来なくなってしまいました。
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あるアマチュアホルン吹きの方とのレッスンで、常に音がちょっと詰まり気味だったので動く出しやすい音を少しクレッシェンドして見てもらったらある音量から音が明らかにひびき柔らかくなった。
「これでメゾフォルテぐらいですよ」
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根性論の悪しき本質は、あらゆる工夫、進歩、変化、過程を否定してしまうところにります。
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ちょっとでも目立つ音量や主張ある演奏をすると、『やりすぎなんじゃないか』と居心地悪くなり引っ込んでいってしまう。よくありますよね。でもね、意外と実は主張ある演奏の方がお互いに合わせたりまとめたりしやすいんですよ😊
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若いフリーランスのTrp奏者との継続的なレッスンの中であるとき、こんな話になりました。
その奏者は、ひとりで音出しや練習をしていると段々と何をしたらいいのか分からない感覚になり、不安になって「奏法の『おかしいかもしれない』ところ」を次から次へと探しに行き、あれができないこれができないとなってるうちに時間になってなる。そんなことが頻繁にあるとのことでした。
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練習
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①出し方の「我流仮説」を定める
②それを実行する
③結果により①の仮説を採用または修正または変更する
④1ー3を重ねる
⑤自分なりのやり方を理屈でも感覚でも覚えるようになり
↓
本番は⑤を信頼してやる他なし!