胸式呼吸も腹式呼吸もどちらも『息の支え』。
息の支えとは、
『本番で緊張してうまくいかない』ことに悩みまくってレッスンにいらっしゃった方。よくよく話を聞くと、人前に立つのは得意、練習やリハは当日でなければ全然大丈夫、失敗しても次の本番を断ろうとは思わないetc…緊張に弱いわけではなさそうだぞ?
そして実際に吹いているのを聞くとこれはメンタルではなくテクニカルな問題だと気付いた。そもそも音が当たったか当たらなかったという『善悪二元論的』にだけ判断して組み立ているから、身体的に気持ちよく音が出せたか、音の響きはどうか、音色はどうかといった『物理的』な指標からの情報を拾わず活用していなかった。
・ゲシュトップしないときの開いたうるさいビヤーッ!と割れた音の息がビッタリ
・手をベルに『立体的に詰める』イメージではなく、『平面的に蓋をする』イメージが吉
論理の世界
『これはなんでできないんだろう?こうなってああなってるから、きっとこうしてみるとよいんじゃないか』
感覚の世界
『なぜかはわからないけど、できる。なぜかはわからないけどこうな気がする。』
夏にオンラインでレッスンを受講された、アマチュアホルン吹きの方から喜びのご報告を頂きました♪
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腹式⇄胸式呼吸は、どちらも「息の支え」の機能を持ちます。日本だと胸式呼吸は否定されがちで、アメリカだと逆に胸式呼吸の方が浸透しています。
その胸式呼吸の
きのうカレー屋に入って、カレー食べて、カレー味が口いっぱいに広がって幸せだった・・・
じゃあきょうもあの幸せを感じたいとき、カレー味を一生懸命再現しようとしますか?