3:唇と共鳴の関係
キャシー・マデン先生から学んだことの中で印象深く、かつ役立っている話があります。
2011年7月18日、東京目黒BODY CHANCE スタジオにて、
「管楽器奏者のための BodyThinking ミニ」第2回を開催しました。
告知わずか1週間で、9名の方にご参加下さり、とても盛り上がりました!
この3週間、キャシー・マデン先生がシアトルより BODY CHANCE のアレクサンダー教師養成課程を教えに来日しておられます。
昨日が東京では最後の日だったのですが、この間12回、キャシー・マデン先生の授業に出席することができました。
ゴルフをプレーする人はグリーンに向かう際、ホールへの距離と芝の目を観察する。その次に、ボールを叩く事無く一度試し振りする。実際にパットを打つ前にどのようにそのパットを実行するか、メンタルなイメージを作るのだ。このようなメンタルイメージの使い方は、楽器の演奏にも当てはまる。
メンタルイメージを使う方法は、個々の音程が、それぞれ自体においてそして他の音との関係においてどんな感じがするか、演奏者がメンタルな像を作り上げる学習プロセスを必要とする。つまり、演奏者は自分自身の音の「地図」を産み出すのである。このエクササイズは、それ自体が学習プロセスになっており、この学習プロセスは演奏者が自身の演奏を向上させようと試みる際に伴うものになる。像が明確になるにつれて演奏能力が「意識的」になり、結果的に自分自身の演奏への信頼が大きくなるのだ。理想的には、これが「プランA」と組み合わされるべきであり、そうすることで「心の耳で音を前もって聴く」ことと、身体的な動きを「観察する」ことが同時にできるようになるのである。
晩秋開始予定の10回実習レッスンのプランを今日作成しました。
アレクサンダー教師資格取得のための認定試験を受けるにあたっての提出物なのですが、
それなりに読んでみても面白い面はあるので、そのまま公開してみることにしました。
内部資料のため、一見意味がよくわからないところが多いでしょうが、ご了承下さい。
レッスン1
それでは、F.M.アレクサンダー自身が後に「アレクサンダー・テクニーク」として知られることとなる、
人間の動きの原理の発見に至った過程を追っていきます。
今回の稿のキーワードは『観察』です。