立奏でも座奏でも使えます。膝にベルを置かないけど、かといってさほど持ち上げもしない。
病み上がりなど体力がないときにも便利かもしれないし、大柄でもこれが機能的な人もいると思います。
15年ほど前、わたしがブログなどでアイデアを発信し始めた頃はまだ、『ラクに吹く』といった考えは女々しい、怠慢だみたいな言われ方をされがちでした。
ところがいまは闇雲に脱力だ脱力だと言い募るひとの方が多い気がします。
札幌交響楽団ホルン奏者・山田圭祐さんとの2016年のレッスンより。
じっとしなきゃいけない動いちゃいけないというルールを自分に課していたとしたら、一旦外してみましょう。
音の差は一目瞭然。
もしあなたもこれくらい差が出るなら、
腕を使わない手はないぜ!
多くのひとが、そっくり返ったり後傾したりした状態を「まっすぐ」と感じています。
吹きやすければそれで何ら問題ないのですが、
立ってるときは腰を前に押して膝を伸ばして
座ってるときは腰をキュッと立てて
これは腰で体を支えるやり方。
構えたあと、吹き始めるときに顔が下がる。
これが悪いということではまったくないのですが、試しに顔が下がらなくて済む方法を考えました。