音楽、とくにクラシック音楽や吹奏楽、ジャズといった「アナログ楽器による生演奏」に関連したことを仕事にしたり、それに従事することで生計を立てていくこと。
これはわたしが初めて本気でチャレンジした「将来の夢」でした。
音楽、とくにクラシック音楽や吹奏楽、ジャズといった「アナログ楽器による生演奏」に関連したことを仕事にしたり、それに従事することで生計を立てていくこと。
これはわたしが初めて本気でチャレンジした「将来の夢」でした。
大人として仕事するってことは、プロとして仕事するってことは、
完璧主義からは程遠いところにあって、
「ダメだな、下手だな、まだまだだな、ぜんぜんできていないな」と感じる自分のまんまでやる他ない。
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これから音大生になる C さんより、質問をいただきました。
あくまでわたしの経験と主観によるものですが、講師業でやっていくことに関して、考えを伝えてみました。
きょうは、東京藝術大学大学院での最後の授業でした。
アレクサンダーテクニーク教師の資格を得てすぐに非常勤講師として勤める機会を頂き、本当に幸運でした。
3年間の任期を無事(?)務めることができてほっとしています。
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きょうは、音大生や若くてキャリアの初期にある音楽家の方々にわたしからぜひ送りたいアドバイスをお話します。
アレクサンダー・テクニークの最大の問題点は「あらゆることに役立つ」ことなんです。私は、「管楽器奏者のためのアレクサンダー・テクニーク」と特化を進めていますが、普段から弦楽器、ピアノ、ギター、歌だけでなくヨガやオフィスワークなどについてもレッスンしています。
しかし、もちろん金管楽器ほど、その演奏における実際の要請、悩み、現象について実感とともに理解も体験もしている分野は、私は持ち合わせていません。(あがり症問題を除く)
なぜ、私がいつもブログやウェブサイトなどを用いてインターネット上に様々なアイデアや見方を発信しているかということを少しお話します。
最大の理由は、「自分が高校生や大学のときに、インターネットなどで練習と成長を助けてくれて役立つ情報がもった欲しかった」からです。
来年1月14日(祝・月)に『音大生・音高生のためのアレクサンダー・テクニーク特別セミナー』を開催することになりました。
・もっとうまくならなきゃいけないのに、毎日練習しているのに、全然進歩しない
・身体が痛くて、練習がツライ
・同級生や先輩がいると、あがってしまって演奏がままならない
・奏法や取り組み方自体が、間違っていないかと不安で練習に集中できない
報告がございます。
来年度4月より、東京藝術大学音楽学部器楽科管打楽器課非常勤講師として、
一年間アレクサンダー・テクニークを教えることになりました。