金管楽器の場合、同じ息で音を上がっていくと音が小さくなっていきます。また、同じ息で続けると息も少なくなりがちで音が小さくなりやすい。それは自然なことなので分かっておきたい👍トランペットの教本で上昇音形とデクレッシェンドがセットなことが見られるのもそれかも。アパチュアを調整すると小さくて美しい音になります。大きくしたいなら想定以上に吐くこと。
腹式⇄胸式呼吸は、どちらも「息の支え」の機能を持ちます。日本だと胸式呼吸は否定されがちで、アメリカだと逆に胸式呼吸の方が浸透しています。
その胸式呼吸の
きのうカレー屋に入って、カレー食べて、カレー味が口いっぱいに広がって幸せだった・・・
じゃあきょうもあの幸せを感じたいとき、カレー味を一生懸命再現しようとしますか?
金管楽器の演奏において、音の上行下降とともにマウスピースが当たる位置と角度が変わる「アンブシュアモーション」。
・手でやるの?顔や首でやるの?
・楽器が大きく動くの?
・演奏中やるのは難しい?
プレスしてはいけない
跡がついたらダメ
唇の赤いところに当たってはいけない
肩が上がってはいけない
お腹が凹んだらダメ
背もたれを使ってはダメ
猫背ではいけない
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などなど色々な禁則が言われますが、どれもその禁則を守るとうまくいかないひとがいる・調子が悪くなるひとがいる、しかもたくさんいる現実になぜか向き合わないのがこれら禁則を言い渡すひとの共通点です。
禁じていることを、やっていてむしろうまくいっている実例や証拠もたーくさん見つかります。それになぜ気付かないのか?
「練習」と呼ばれるものは、実のところ『試行錯誤・工夫』のフェーズと、『反復・繰り返し』のフェーズが混ざったり重なり合ったりしながらも異なるものとして存在するのではないか。
『試行錯誤・工夫』のフェーズは答えが分からないところ。あーでもないこーでもない、もしかしてこうかしら、それともこうかしら、とやっている。端から見ていると繰り返しに見えるかもしれないが、ちがう。