前記事では、私たち音楽を演奏する人々が舞台で経験する緊張・あがり症の問題について概要を述べ、おすすめの参考書籍や対処法・治療法について紹介しました。
今記事においては、わたし自身がどのようにあがり症の問題を経験し、付き合ってきたかをお話します。
【あがり症の定義】
まずこの記事は、あがり症の問題について、現在どのようなアプローチが存在するか、その概要を解説致します。
はじめにあがり症というものを、演奏する人が演奏する場面で困るものとして経験している場合に、その中身の最大公約数的な定義をします。
・震えるくらいの緊張、どうしようできないと思うくらいの恐怖感、どちらもわりと「普通のこと」
《側面①》
息を吐く力が発動してない
→プレスに頼らざるを得なかった
【練習】
「息を吐く力=体を圧縮する力」を発動させる
最低でも一日何分練習すべきとか、
週に何日吹くべきとか、
そんなことを言っても人生の状況がそれを許さないことがありますし、
心や身体がついてこないこともあります。