「もっと音量を出したい」と願うサクソフォン担当の生徒さんとレッスン
吸う=ふくらむ
吐く=しぼむ
「もっと音量を出したい」と願うサクソフォン担当の生徒さんとレッスン
吸う=ふくらむ
吐く=しぼむ
先日レッスンした高校Trb吹き。
F(第6倍音)より上がなかなか出せず苦労していたのが、「息を吸うのも吐くのも、体からの空気の出入りが、呼吸のそぶりのわりにはすごく少ない」様子に着目し、
ただ音を抑えようとして、息をおそるおそる吐く。みなさんもそうなったことあると思います。
息の支え
=息を吸った体の膨らみキープ
15年ほど前、わたしがブログなどでアイデアを発信し始めた頃はまだ、『ラクに吹く』といった考えは女々しい、怠慢だみたいな言われ方をされがちでした。
ところがいまは闇雲に脱力だ脱力だと言い募るひとの方が多い気がします。
高濃度の腹式呼吸は体の下の方に支えを作るので、息を吐くときお腹があまり動きません。
そのため、息を吐くとき胸(肋骨の上の方)をたくさん動かす必要があります。
ダイナミクスの変化を実現してみようとする
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技術的にそれがうまくいかないときは方法を考えてみる
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考えた方法が効果的かどうか、試して確かめてみる
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はじめと音や演奏が大きく変わりました🤗
お腹に空気を入れて、お腹に力を入れて空気を出すー。
これを腹式呼吸と思っている人が多いですが、
金管楽器の、議論の余地のないほど絶対的かつ非常にシンプルな基礎は
・マウスピースを口に当てること
・息を吸う事
・息を吐く事