東京でアレクサンダーテクニークに関するグループレッスンを行います。
【要項】
コルネットを演奏するときに、どうしても息が苦しくなるというケースに取り組みました。
あの手この手を試してもどれも効果なく、行き詰まってきたところでふと、トランペットの演奏を見せてもらったときに、
・金管楽器奏法の世界でよく言及される『顎の動き』を引き出したり、コントロールしたりすることともアンブシュアモーションは関わりが深い。
・パート全員がアンブシュアモーションを意識した演奏と、いつもどおりの演奏の比較
・アンブシュアモーション+演奏時の息の流れ出る向き(≒マウスピース内の唇の割合)で判断するのが「アンブシュアタイプ」
・マウスパイプの向き(トランペットならベルの向き)は、息の向きを判断する補助的材料になる。ただし、まったく異なるマウスパイプの向きでも、同じアンブシュアタイプであることもよくあるので、あくまで補助的判断材料。
・アンブシュアモーションの仕組みや法則性を研究したのがアメリカのD.ラインハルトというトロンボーン奏者(故人)で、そのメソッドを「ピボット奏法」と名付けた。
・でも、ピボットということばがマウスピースまたはマウスパイプの角度の変化のことと誤認されることが多く、実際は位置も変化し、位置のほうがより主たるポイントなので、後にアンブシュアモーションの呼びを用いるようになった。