「本番が終わっても余力のあった自分に驚き!」佐藤里美さんのアレクサンダー・テクニーク体験談

アレクサンダー・テクニーク教師資格取得要件であった実習レッスンを10回受講下さった、オーボエを演奏されている佐藤里美さんの感想をご紹介します。

1.これらのレッスンを受けて、アレクサンダーの発見について何を学びましたか?これにはあなたが経験して良かった点、難しかった点の両方を含めてください。
 
・自分のクセを知ることができた。
・ひじを外に動かそうと するから腕が疲れる、音を出すときに力が入ってしまう部分、肩を下に押し下げてしまっている、
・学んだこと=楽器を支える指(右親指)がずっと気になっていましたが、持ち方を変えたら指も今までより動きやすくな り、腕も開放されて肩も、息もラクになり、音が変わったことを感じ驚きました。きっとこのまま吹き続けていたらまず右手を 壊して楽器を吹けなくなっていたかもしれません。
・肩から上に腕を上げる時、肩甲骨や鎖骨も一緒に動いている、何 かを持ち上げるときに使う関節・筋肉→仕事中に物を持っているときや楽器を吹いているときに実際に肩を使っ てしまっていることに気づいた
・あまり今まで骨格や筋肉について興味を持たなかったのですが、そちらも学んでみた いと思うようになりました。
・レッスンの回数を重ねるごとに頭も動けるようになってきて、ひ どい肩こりもマッサージに行ってもすぐ凝ってしまう肩の痛みも大分無くなり、いつもはオケの本番当日リハでヘトヘトになっていました が、今回は本番終了後もまだ体力が残っていて余裕があった自分に驚きました。
・力 を入れているのは自分なんだから、自分がその力を入れるのをやめればいい、当たり前のことで簡単、シンプルですがこれが一番難しい。まずどこに力が入ってしまっているのか気づくこと、その力が入ってしまっている状態が自分にとっては普通の状態なので、力が抜けた状態を知ることが必要でした。
・自分でやると「エイッ」とどうしても無理矢理やってしまう
・小学生の頃に、背筋をピンって伸ばすと呼吸が苦しいか ら、背中を丸めようと意識的にやってしまい、今まできてしまったことを思い出しました。
・今までは意識的に楽器に息をたくさん吹き込んでいましたが、おなかから上へ息を送り出してあげるように意識を変えただけで、音の響きが変わりました。
・心の体への影響 力の大きさにも驚きました。
・吹く前に考えている こと、思っていること、吹いている時に思うことを、自分の中ですでにできあがってしまっている思考回路をやめて、頭、胸、 背中、お腹、指、息の流れに集中するだけで、とても吹きやすくなり、音程も気にならなくなりました。
・比較、批判、非難など、余計なことは一切やめて、アレクサンダーの力を借りて、純粋に 音を、音楽を楽しむことがなによりだと感じました。

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