どうしたら太くて柔らかく響きのある音になりますか?

– – –
高校生ホルン吹きからご質問を頂きました。

音色と音程が、なかなか思い通りにならないという悩みの相談です。

【質問】

こんにちは。

ホルンを七年やっている高校二年です。

柔らかい音色を出したいのですが、なかなか分からなくて前でこもってるといわれてしまったりしてできません。

どうしたら太くて響きのある音になりますか?

あと、音程がすごくどの音も高くて音程がコントロールできません。どうしたら宜しいでしょうか?

宜しくお願いします。

【回答】

こんにちは。

・音がこもる
・音程が高い

という2点を考えると、

右手がベルをふさぎすぎている可能性があります。

いま世界中で流行っている、「シュミット」というメーカーのホルンがあります。
そのメーカーの社長さんであるシュミットは、ご自身が素晴らしい一流のホルン奏者で、しかも数学と音響学に非常に才能があり、ホルンも作れるという多才な方です。

そのシュミットさんがYoutubeで解説していたのですが、ホルンという楽器の構造と響きから考えると、右手はベルを縦に真っ二つに割るラインのようにして入れるのが正しいとのことです。

それをすると、

・親指側と小指側がそれぞれ楽器の天井と底に当たる。
・手のひら側と、手の甲は両方、楽器には触れていない状態になる。
・音と空気は、手のひら側と手の甲側の両方から抜けることになる。


これが良いんですって。

演奏も音響学も楽器製造も一流の方が言っているので、わたしもその通りにしています。

ちなみに、シュミットさんの話を知る前まではわたしはちがう考え方で手の位置を見つけていました。

こちらを参照してください
ベルの中の右手〜「正しい位置」はない〜

また、「太くて響きのある音」の具体的なイメージはありますか?

吹奏楽部だと、「ホルンは太くて柔らかい音」というイメージで先生や先輩にいわれますが、
ほんとのホルンの音はかなりパキパキとした明るい音です。

ひょっとしたら、周りのひともあなたもユーフォニウムみたいな音を出そうとしているのかもしれません。

このへんの動画を聴いて、いろんな音のあり方を知ってください。

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どうしたら太くて柔らかく響きのある音になりますか?」への24件のフィードバック

  1. どこにコメントを残していいのか分からないので、ここで失礼します。

    現在大学4年生で、中学校からフルートを吹いています。
    ずっと悩みがあります。
    私は極度の上がり症で、チューニングのべーを1人ずつ吹かされるだけでも緊張してしまい、いつもカスカスな音しか出ません。
    また基礎練習をしているときは太くて真っ直ぐな音が出るのに、曲を練習し始めると途端に音が出なくなります。喉が締め付けられてるのは分かるのですが、どうしてなのかが分からないのです。
    もしこんな悩みでもお答えいただけたらなと思います。
    よろしくお願い致します。

    • ふくさん

      まずは下記の記事三つを読んでみてください。

      ・http://basilkritzer.jp/archives/4569.html
      ・http://basilkritzer.jp/archives/4554.html
      ・http://basilkritzer.jp/archives/1441.html

      記事内の関連リンクも読んでください。

      それで書いてあることを試したり、自分にひきつけて考えてみたときに気づくこと、感じること、疑問などがあるだろうと思います。
      そしたらすぐにまたコメントください。その時点で具体的にいろいろお答えできるだろうと思います。

      • 長い間ご無沙汰しており、大変申し訳ございません。ふくと申します。
        バジル先生から返信をいただいてから、自分自身の中で変化したことを伝えたいと思いたった次第です。
        私が極度のあがり症である理由は、うまく演奏しなければならない、自分の中で完璧を常に求めていたからです。それが自分の首を締めていることに気づきました。
        では、どうしたらいいのかとずっと考えていました。私は「うまく演奏しよう」という考え方を捨てました。その代わり「いい音を出そう」と考え方をチェンジしました。私自身がずっと練習している中で「自分の中でのいい音を出そう」と常にそうしてきたからです。
        また12月にあった定期演奏会では、非常に緊張しました。原因の1つとして考えられるのが、定期演奏会の曲そのものの完成度がそこまで高くなかったからです。しかしそこで自分の役割、自分が求めているのはなんだろうと考えました。自己満足になってしまうかもしれませんが、「いい音で演奏をしよう」ということでした。そこで意識的に喉を広げる、ビブラートをかけて歌うより真っ直ぐできれいな音を鳴らすことを優先させました。するときれいな音が出ました。これまでの「~しなきゃ」ではなく、「~しよう」と意識するだけでここまで違うのかと思うようになりました。
        また他大学さんとの合同演奏会ではチューニングのベーは最初の頃はやっぱりカスカスでしたが、ブレスを意識したり管を温めたりするだけでだいぶ変わるようになりました。
        私がバジル先生にメールをしてから、「~しなきゃ」ではなく「~しよう、~してみよう」という考え方に変わりました。ネガティブよりポジティブの方がいい音が出るし、音楽も楽しいと思えました。
        結局最初に送った悩みからは脱線してしまいましたが、わたしが感じたことは以上です。長文失礼いたしました。

        • ふくさん

          コメントを見落としており、お返事するにが大変遅くなってしまいました。
          ほんとうに端的で素敵なコメントをありがとうございます。ぜひブログとメルマガ、SNSで紹介したいのですが、いかがでしょうか?

  2. 今年中学になり吹奏楽でホルンをまだ半年しかしてないものです
    質問があるのですが、私はある人から、いつか低い音のスランプにあうと言われました
    その人が言うには唇の真ん中のきんにくは強く、唇のはしの方のきんにくが弱いと言われました。それと何かかんけいあるのでしょうか
    あとスランプというのはどんなことにあうんでしょうか?アンブッシュアが悪いんですかね…

    • 安部さん

      そういう「悪い予言」は、よっぽど経験の長い指導者か、ものすごくしっかりした研究をしているひとが言ったのでなければ基本的には真に受けなくてよいと思いますよ。

      良い指導者は、「いつかダメになる」なんて脅しはせずに、本人(あなた)が良い効果を実感できるようなエクササイズや練習方法を教えてくれるはず。
      そういうことをせずに悪い予言だけするひとは、あまり信用できません。

      なので、言われたことを心配せずに、音楽をめいっぱい楽しんで楽器吹いてください。
      それがいちばん上達につながります。

      P.S. やり取りブログに掲載しますね。

      • 今中学2年生でもうすぐで3年生になるんですが、ホルンを吹いています。どうしても大きい音を出そうとするとわれます。
        低い音のほうがひどいです。
        あとたまに息が入ったあとに音がでるのもどうしたらいいですか??

        • 山下さん

          ご質問の意味がわかりません、すみません。

          症状だけ書いて「どうしたらいいか?」と言われてもわたしは医者じゃないし分かりません。
          ブログのQ&A系記事の質問者の方々の質問の仕方を参考に、もっと詳しく書いてください。

          Basil Kritzer

          • すみません…
            私の言い方がおかしかったです。
            改めて質問させていただきます、私はホルンを吹く時にパーンとした音がでてホルンらしさがないって言われたり音がジージーいってると言われます。口を引っ張ったり、右手の位置を変えても全く音の変化がありませんでした。このような場合どんな風にすればまろやかな音がでますか?

            • 山下さん

              【パーンとした音・まろやかな音】

              日本の学校吹奏楽部の世界では、ホルンの鳴り方や音色に関して誤解や偏見が持たれていることがかなり多いです。
              ホルンの演奏家の音を聴いたことがないひとが多いからでしょうね。

              そのひとつが、「ホルンの音は、柔らかくてまろやかだ」という誤解です。

              たしかに、ベルが後ろを向いているのでホールで聴けばそういう印象になるかもしれません。
              でもそれは他の金管楽器より後ろの壁や床などに音が反響していることが多い結果であって、近くで聴いてもそういう音がするわけではありません。

              ホルンのことをよく分かっていないひとが聴けば、ホルンの演奏家の音は近くで聞くとかなり「パーン」と鳴っている印象を持つでしょう。

              ですから、山下さんの音も問題ない可能性があります。
              周りのひとが分かっていないだけかもしれません…

              このひとなんか、けっこう「パーン」としていると思いませんか?
              非常に優れた世界的な演奏家です。

              主にそのひとの身体の構造が主な理由と考えられますが、もちろんもっと柔らかい・まろやかな音の持ち主もたくさんいます。
              でも山下さんにとっては、それより「明るい・パーンとした音」のひとたちを参考にした方がよいかもしれません。

              音大生や、趣味で長く演奏されている上手な方、プロの演奏家の方々の話をもっと参考にしていくよい機会だと思います。
              みなさん安易に「ホルンは柔らかい、まろやか」って言ってきませんから。

              Basil

  3. 質問をする場所がここで合っているのか分からないのですが、質問させていただきます。
    今年中学に入り、ホルンを吹き始めましたものです。質問があるのですが、私はよく音量はいいけれどホルンっぽい音が出ていない、と言われます。音量はなるべく変えたくないので顎を引いて吹いてみたり、マウスピースを当てる位置を変えたり、顎を張って吹いてみたりしたのですが、ホルンっぽい丸い柔らかい、いい音が吹けないです…。 どうしたらよいでしょうか?

    • ジジさん

      その「ホルンぽっくない」と言っているのは誰ですか?
      ホルンの専門家の方でしょうか?

      ホルンは丸くて柔らかい音だ、っていうのはあまり正しくありません。

      間近で聴くとかなりパキパキしていることだってよくあります。
      ベルが後ろを向いているので、会場で離れて聴くとそこでやっと「丸さ」や「柔らかさ」が生まれることもよくあることです。

      わたしの予想ですが、中学1年のホルン始めたての時点で音量がよく出ているジジさんの吹き方は、良いものだと思います。

      ホルンのことや音のことをよくわかっていない周りの声に惑わされず、自分の吹き方をいじくり回さず、音楽的に日々練習してください。

      ホルンの動画や CD を聴くのはとってもオススメです。
      いくつか貼っておきますね。

      オーケストラのホルンソロ集
      https://www.youtube.com/user/Hornsolos

      「パキパキ」系の音色の、高音名人
      https://www.youtube.com/watch?v=loBwC4JGgf4

      いろんな音色が聴けるアンサンブル
      https://www.youtube.com/watch?v=RadTrClPxxg

      「柔らかい音色」の代表的な例
      1:https://www.youtube.com/watch?v=dZGtT6iPM0E
      2:https://www.youtube.com/watch?v=Pim8fo3yB0w

  4. こんばんは! お忙しいところすみません。
    ホルンを6年間吹いている者です。 毎日ホルンのことでとても悩んでいて、2つアドバイスをいただきたく、コメントしました。
    1つ目は高音が薄いことです。息のスピードを速く、お腹を使って、喉を開いてというのを意識していますが、クリアで太い音が出ません。
    2つ目は曲がフレーズ感をもって吹けないということです。 フレーズの後半はカスカスした音になり、音楽が途切れてしまいます。
    どうしたらよいでしょうか…

  5. 回答ありがとうございました!
    私は「口の上の柔らかい部分を上に」というより「舌の下にある部分を下に」というイメージだったので、新鮮でした。

    吹いてから口を緩めるというのを実践しているのですが、なかなか感覚がつかめません…。 マウスピースから口が遠ざかる感じで無駄に口を押さえつけなくなり、息は入りやすくなったとは思うのですがこの感覚で正しいのでしょうか…?

    夜分に失礼しました。

    • 吹きやすくなって、かつ音が良くなるとか高い音が以前より出せるとか音の面で良い変化も伴っていたら、良い可能性が非常に高いですね!

      Basil

  6. こんばんは!
    中学の3年間ホルンを吹いていて、今年35歳になる者です。
    小学生の子供が2人います。
    この度、OBバンドが結成され約20年ぶりのホルンを吹いています。
    あたしは、上唇がかなり分厚く、今回JKの少し大きめのマウスピースを買いました。
    平日は仕事、家事、育児でホルンを吹く暇すらありませんが、週末はなんとか時間を作って連絡してます。
    しかし、相変わらず高い音が出ない、音外す。。。
    合奏中に、自分が吹いてる音が合ってるのかもわからないときがあります。極めつけには、音が本当に汚いです。
    毎日練習できないので、かなり濃厚な基礎をしたいのですが、なにかアドバイスいただけませんか?
    ちなみに、わたしは柔らかいホルンの音が好きで、そーゆー音を出したいと思ってます!

  7. こんばんは。

    わたしは高い音がすごく苦手です。
    ホルンをはじめて7ヶ月くらいで、その日の調子によりますが、最近やっとハイべーあたりが安定してでるようになってきました。ですがそれより上の音を出すときのコツがわからなくて困っています。
    高い音を吹く時に息のスピードを速くとか息の通り道を細くなどのアドバイスをもらって吹いてみてもなかなかうまくいきませんでした。
    自分にあった感覚がまだあまりつかめていないです。
    高い音を吹く時にはどんなイメージをしたりしていますか?
    高い音をうまく吹くコツはありますか?

    • りいなさん

      七ヶ月でハイBはなかなか立派です‼

      まずは下記の記事を参考にして、音の上下にともなうマウスピースの位置変化を調べて下さい。

      http://basilkritzer.jp/archives/6322.html
      http://basilkritzer.jp/archives/4855.html

      その後、そのアンブシュアモーションを「ちょっとわざと」やりながら普段の基礎練習や曲などん取り組んでみてください。

      意味がわかってきたら、次はこの記事を読んでください。
      http://basilkritzer.jp/archives/7477.html

      そして、

      ・この記事にあるセッティングの手順をやって発音し
      ・アンブシュアモーションを使って音を上げたり下げたりする

      ということをやはり基礎練習や曲に取り入れてみてください。

      Basil

  8. こんにちは!
    私は中学生の時から6年間ホルンを吹いている高校三年生です。
    私は最近よく、トランペットの友達から「音が割れてる」とか「音色が…」と言われます。でも合奏の時やセクションの時先生から名指しで音色のことや音が割れているなどと注意をされることはないんです。しかも友達はトランペットなので私のベルのすぐ近くに座っていて、生の音が聞こえているのでは?などと考えてしまいます。

    その友達が言っていることが本当だとすれば割れている音、音色の良くないホルンの音の判断基準と改善方法を教えていただきたいです。

    長々と失礼しました。

    • ぶっきーさん

      ホルンのプロの演奏を、いろいろたくさん、録音でも生でも聴いて、ホルンの音に詳しくなりましょう!
      それで、部活友達のしかもちがう楽器のひとくらいのホルン音色判断能力なんか、軽く10倍くらい越えちゃえばいいんです。

      Basil

  9. こんばんは。中学生になり約2年間ホルンを吹いているものです。2つ質問をさせていただこうと思います。

    私の後輩の音質がすごく気になるのです。なぜか音がとても「もごもご」(?)しており、パーンとした音が出ません。今の後輩の感じは、
    ・顎を引き気味で吹いている
    ・ちょっと力が入りすぎ?
    ・すぐ口がバテる
    こんな感じです。わかる範囲の原因と改善方法が知りたいです。

    太く滑らかに高音を出すためにはどうすればよいのでしょうか。

    • モチモチの木さん

      「もごもご」は、右手の入れ方もすごく関わっている可能性がありますね。

      右手の入れ方の基本は、

      「まっすぐにした手を、ベルのなかのちょうど真ん中に入れて、手の甲と手の平の両方から音が抜けるようにする(空けておく)」

      です。

      これをするには、構えを工夫する必要も出てくることがあります。
      具体的には、イスは少し右斜めにして、顔を左に向け、楽器を構える時は右腕を前に押し出してマウスピースを口に届かせるような感じです。

      参照:
      https://basilkritzer.jp/archives/4234.html
      https://basilkritzer.jp/archives/5590.html

      高音を太く滑らかに、ということですが、これはそもそもイメージしている音色が正しいのかどうかなど、チェックポイントがたくさんあります。
      太くしようとすると高音が出にくいひともたくさんいますし、高音が太いというよりは明るくてきらびやかなひともたくさんいます。

      Basil

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