Q&A:低音域のタンギングがうまくいかない

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トロンボーン吹きの学生さんから質問を頂きました。

〜低音がぼやける、無駄な動きが多い、喉が痛い、という悩み〜

【質問者】

私は、トロンボーンを吹いている18歳です。

私が今悩んでいるのは題名の通り、低音域のタンギングです。

気付いたことは、音域が下がるにつれて口全体の運動(具体的には口を閉じて「オ」「ウ」と発音した時に起こる口の縦の動き)に息を送り込んで音をはっきりさせようとしていると言うことです。

「オ」の瞬間に舌の動きも入っていますが、明らかに口のアクションが大きすぎて舌が意味をなしていません。

この動作によって、簡単なエチュードさえも音ミスが激しかったり、吹いているうちに喉の痛みが出て→喉が閉まって→ブレスを十分に吸えなくなる、息の流れが安定しないために音の揺れが酷い…などの様々な問題が出てきています。

最近では、鏡を見ながら口全体が大きな動きをしないように、息の流れにタンギング(因みに、タンギングタイプの記事を読み、自分は歯と歯の間に舌の先端をほんの少し入れていて、且つ、タンギング後の舌は歯茎と口の底が接する部分に落ちていると分かりました。)を添える感じでじっくりやっていますが、チューニングBのオクターブ下のB以下になってくると、口が大きな動きをしてしまい、タンギングが上手く行きません。

喉の痛みも出てきます。

私がこの問題で解決したい位置付けとしては、

①いつでも一番美しい音を鳴らしたい
②タンギングの問題に悩まされず楽しく楽器を吹きたい
③喉の痛みをできる限り軽減したい

この3点です。

是非、アドヴァイスをいただきたいです。
宜しくお願い致します。

【バジル】

この動画をまずは参考にしてみてください。

また、下記の記事も何か参考になるかもしれません。

下唇の割合が多く息が上向きの奏者の、低音域の練習法
息は増やすのではなく、減らす〜低音域での安定性の培い方について〜
マンガでわかる!上手な息の吸い方〜奥に吸い込もうとすると損をする〜

– – -一週間後- – –

【質問者】

あの後参考動画を見て、高音域と同じ吹き方にすることで、低音が自然と安定してきて、大変いい傾向になりつつあります

ありがとうございました。

【バジル】

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