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じぶんの歌を歌う
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ドイツへの留学へと送り出してくれた高校時代のホルンの師匠、小山先生。
日本全国に様々な年齢層の弟子がたくさんおられ、東京で働いているダンディー組の方々が関西から小山先生を毎年招聘されているのですが縁がありまして昨年に引き続き、その会で講座を行いました。
ホルン吹きばかりの場でレッスンをするのは、また格別に楽しかった!
そんで、3時間の講座を行ったあとは……!!
そのみなさんの前で、小山先生の公開レッスンを受講しました。
去年も同じような流れで受講したのですが….
もう数日前からすっごい緊張しましたよ〜。
でも、そういう場でそういう状況でレッスンを受けるんだということをわかっているからこそ、できる練習がある。湧いてくるやる気がある。続くモチベーションがある。
何ヶ月も練習して臨んだレッスンは、まさに弱点・課題を指摘され気付かされ、先生の提案の一言でするするとうまくいく….。
それはズバリ、
「じぶんの歌が歌えてない」
ということ。
その原因は、根本的にはビビリ。
ビビってるから、練習の段階で「どんな歌を歌おうか?」「どんなふうに歌いたいか」という観点からの譜読み、さらい、通しがどこかやりそびれているんですねー。
それが、演奏の流れを技術的・身体的にも、音楽的にも途切れさせ止めてしまいがちになる。
それを言われて、改めて歌う意志を持ってやると演奏がガラッと変わり技術がよっぽど機能する。
いちばん大事で、いちばんうまくいくやり方を、ビビっているから自信がないからやりきれずにいた自分自身に気付かせてもらえた。
高校時代から断続的にではあっても見守り続けてくれている先生だからこそ、言ってくれること、伝わって心に届いてくること。
このタイミングでそれを感じさせてくれて、本当によかった。
二日経って、きっとこれから大きな一歩を踏み出せたんじゃないかと感じています。
小山先生レッスン会のみなさま、ありがとうございました。