基礎練習はロングトーンを中心にすべき?

高校生トロンボーン吹きの「ひまわり」さんから質問を頂きました。

【質問】

はじめまして、わたしは大阪の高校でTbを吹いてます。

私は身長が小さいのですが身長と肺活量は関係があるのでしょうか。よく先輩にもっと大きくてしっかりとした音で吹くように注意されます。

このサイトをみてからは、大分息の吸い方を楽に心がけれるようになったと思うのですが。そして、基礎練習はロングトーンを中心にした方がいいのでしょうか。

教えてください。私は時間があるときは30分ぐらいロングトーンをしています。

【回答】

はじめまして。

肺活量は身長と関係するようです。(生理学的に計算式があるくらい、明確な関係のようです)
また、同じ身長であれば男性の方が肺活量は多い事が一般的のようです。

しかし、

・肺活量が少なくても大きい音は出せます。
・肺活量が少なくても長く吹けます。
・大きい音や長く吹くための呼吸の能力的なキャパシティは、楽器を演奏する年月の中で成長していきます。

なので、身長のことは気にしなくて大丈夫です。

基礎練習とは、

「望んでいる音を望んでいるように生み出す」

そのスキル(技術)を身に付ける練習です。

音楽を演奏するときに、そのスキルがあるから譜面に書いてある事が実現できて、音楽演奏に集中できるというわけです。

したがって、

「望んでいる音を望んでいるように生み出す」

ことに取り組んでさえいればその題材は何でもよいのです。曲を材料にしてもよいのです。

わたしのオススメは、

① いろんな教則本を買ってみる
② いろんな先生のレッスンを受けてみる
③ 書いてある練習方法、教えてもらった練習パターンや材料をとりあえず一度試してみる
④ 楽しいもの、ピンとくるもの、役立つ実感があるものだけをセレクトして「自分流の基礎練習プログラム」を作る。
⑤ そのプログラムは、どんどん変化して OK です。

こういう取り組み方です。
ロングトーンが気に入っているなら、それでOKなのです。

ぜひ試してみてください。

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基礎練習はロングトーンを中心にすべき?」への2件のフィードバック

  1. 練習もConstantly changing (byキャシー)ですよね。やはり自分の内なる声に従うとよさげですよね。

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