「やさしさ」について

毎週木曜夜と金曜夜にある音楽専門アレクサンダーテクニーク教師養成コースでは、現在計19名の方々が学んでいます。先日、BodyChance代表の ジェレミー・チャンス先生 によるクラスがあり、「教える」という視点から「自分自身との接し方」がテーマになりました。その授業に参加されていた現役学校教員の A さん からメールを頂きました。

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こんにちは。

先日のジェレミーさんの授業にあった、「頭が自由に動けて…を思い出すたびにやる」ということについてコメントしたいと思ってメールしました。

4月から音楽専門コースに通い始めて、アレクサンダーテクニニークは「やさしい」、と実感しています。

私は学校教員をしていますが、(いわゆる日本の伝統的な?)学校は、あんまりやさしくない。新しくできたことを祝うヒマもなく、次々に授業が行われ、生活指導がなされていきます。叱ったり脅したりも、しょっちゅうです。

そうせずにすむ方法を学びつつあるのがとても嬉しい反面、やさしくない場所でやさしくない場面をたくさん目にすることが苦しくなってきてもいました。

メンバーとのレッスン中にジェレミーさんが「うまくならなきゃ意味がないなんて、ずいぶん暴力的だし容赦ないね。友達にそんなこと言わないでしょう?」と指摘した時、私は自分にも生徒にもそれに近いことを言ってきたし、なんなら親が子どもに言ってますよ、と思ったら涙が出ました。

でも今日になって、このこととメンバーが発した一言が結びついたのです。「痛みや不調が出てきたら、”アレクサンダーテクニークのトリガーが来た!チャンス!”と思ってATを使おう」

私が置かれている環境は、チャンスの宝庫だと気付きました。

バジルさんが以前おっしゃっていた、

「良いAT教師の資質を決めるのは、自分に対してどれだけ能動的アレクサンダーテクニークを使っているか。それを聞いて、使いまくろう!と思った」

という言葉も思い出されました。

私も使いまくります。

ご指導よろしくお願いします。

ありがとうございました。

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