Facebook(友達リクエスト大歓迎♪こちらよりどうぞ)友達で高校生ホルン奏者のYさんからご質問をいただきました。
【ご質問】
高校に入ってからロングトーンをしていると、中低音が揺れてしまうのです。
原因を自分でも探ってみて、改善しようとしているのですが、どう頑張っても直りません。
息は結構入っている方で、アンブシュアも結構意識して支えているのですが、揺れてしまいます。
どのようなことが原因だた思いますか?
【バジルのお返事】
ロングトーンのとき、いちばん意識していることあるあは気をつけていることは何ですか?
中低音では何をいちばん意識していること気をつけていることは何ですか?
【Yさんからの答え】
ロングトーンは、しっかりとしたアンブシュアとブレスを意識して吹いています。
中低音は、アパチュアをしっかり確保して、そこに息を吹き込むようにすることを意識して吹いています。
【バジルの提案】
>ロングトーン
ブレスというと、「吸う」ことですか?
実はね、人間「吸い込もう」と思って「吸っているとき」あんまり息が入ってきていないし、首から体へ緊張が走ります。
楽器を構えた時点で、息は肺に入ってきています。気づかなくても。その息を使って、最後まで伸ばす」ことに意識を向けましょう。そしたら、息を使い切るでしょうから、すると見事にたくさんの息が勝手にとても効率よく自然に入ってきます。
アンブシュアも、息をはききったあと、一回完全に手放しましょう。「キープ」をやめて、頻繁にリセット、リフレッシュするのです。
>中低音
アパチュアを「しっかり」「確保」すると考えていて、音が揺れると言うこことは、アンブシュアの張りが強すぎるということでしょう。
つまり、アパチュアが息の量に対して、狭くなっている。
だから口の中に息が戻ってきて、ぶつかりあって不安定になる。
中低音は高音に比べてアパチュアが広がっている必要(または唇がより大きく振動する必要)があるのは分かりますよね?そのためには何が必要か?
アパチュアを閉じる仕事を減らすのです。
つまり、緩める。
「しっかり」「確保」という思考は、「仕事を減らす」にはあまり向いていません。
単純に、
「中低音は高音よりアンブシュアの仕事が一部減ってよい、緩んでよい」
と考えてやってみてはどうでしょう?
【Yさんより】
非常に丁寧なご説明ありがとうございます。
なにか大きなヒントになったと思います。
本当にありがとうございます。