2019年1月にスタートするバジル・クリッツァーの1to1レッスンについて、ヴァイオリン奏者・柳垣智子さんから推薦の言葉を頂きました。
〜プロの弦楽器奏者にも勧めたい〜
エッセン芸術大学で学友として10数年前にバジルさんと知り合った当時、その言葉で初めてアレクサンダーテクニークというメソッドがあるということを具体的に知りました。
それから着実に勉強を進め夢を叶えていく姿を見て眩しくも誇らしくも思っています。
そしてとうとう今年、実際にバジルさんのレッスンを受ける機会を持てました。
私の場合は、自分では大きな問題でないと思っているけどなんだかしっくりこないなあということや長年地味に悩んでいたことがスッキリ解決しました。
こんなことで?ということも多かったですが、自分では気付かない、または専門楽器の先生では気付かなかったような指摘(しかし的確な)ばかりでした。
このところ環境の変化などで演奏も伸び悩んでいたのですが、問題が解決した時には演奏したいという欲が再び蘇って弾く事がとても楽しいものだということを思い出しました。
彼のレッスンで、私が好ましく思った点は
1、一緒に考えようというスタンス
こうしなさいああしなさい、こうではいけないという押し付けではなく、あくまでも提案、決定権は奏者本人にあります。アドバイスが楽器の奏法や奏者にそぐわないという場合はまた新たなアドバイスをもらい、試して検証します。
2、的確な指摘
奏者自身が気付いていない癖を的確に見つけ、それによって音にどういう影響が出ているかの分析を的確にしてもらえる 自分で気付いていない癖が意外と大きなポイントを握っていることは多いです。 体のことをよく知っているからこその指摘です。
3、奏者の気持ちを理解できる
音楽家でもあるので、奏者の気持ちをよく理解してくれる これは音楽家ではないアレクサンダーテクニーク教師とは大きく違う部分だと思われます。当然奏者の気持ちに寄り添ったレッスンになります。 精神的に非常に安定したバジル先生のお話を聞いていると、なんとなくカウンセラーと話しているような気持ちにもなってきます(!?)
管楽器出身のアレクサンダーテクニーク教師ではありますが、私はプロの弦楽器奏者にもお勧めします。
プロほど自分で解決しようと苦しむ傾向にあるような気がしますが、是非一度ラクしていい音楽をする方法を試してはいかがでしょうか。
受けるかどうか迷っている方、とにかく一度受けてみても損はないと思います!