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〜これ以上簡単にはできない!じぶんでできる、アレクサンダーテクニークの使い方〜
(写真©尚美ミュージックカレッジ)
①日常的な動きを選ぶ
やる動きをひとつ選びます。
・歩く
・深呼吸する
・声を出す
・荷物を持ち上げる
など、日常的かつ体を動かす簡単なこと。
②やってみる
それを、とりあえずやります。
なんとなくでよいので、やり心地や印象、気づいたことなどを覚えておいてください。
③”逆”アレクサンダーテクニーク
からだの一番うえに乗っかっている頭を、背骨の方に引き込みます。
・ちょっとだけでOKです。
・ちょっと首をすくめるような感じです。
・おそらく快適ではありません!
④逆アレクサンダーテクニークの影響
3の状態で、1でやった動きをやります。
・やりやすくはないです!
・どんなやり心地、動き、印象になるでしょうか。
⑤解除
3の状態を解除します。頭を引き込むのをやめます。
・そのとき、頭がどっち方向に動きますか?
・頭以外の、からだにも何か動きが起きますか?
・「頭はこっち方向、背中はこっち方向…」みたいに、3を解除したときの動きをなんとなく覚えておいてください。
⑥わざとやる
5の解除の動きを、もうちょっとだけ「わざと」やります。
たとえば、解除したときに「頭が上」「お腹が下」「腕が前」に動いたひとは、
その動きをちょっとだけわざと付け加えるようなつもりで動きます。
⑦アレクサンダーテクニークの効果
解除の動きをわざとやりながら、1で選んだ日常動作をもう一度やります。
・やり心地、労力、印象などはどんな感じがしますか?
・逆アレクサンダーテクニーク状態とちがいはありますか?
・ただ歩いたり深呼吸したりしたときと、ちがいはありますか?
….もし、これで
「ちょっとラクになった」
「動きやすくなった」
「やりやすかった」
といった良い体験があれば、
ぜひ他の動きや楽器で簡単なロングトーンなどでも、①〜⑦をやってみてください♪
Basil Kritzer