自己受容

自己否定ほど、音楽する人を苦しめるものはないかもしれません…..。

わたし自身、はじめてアガリを経験した14歳のときから、自己否定の悪循環に苦しんできました。
20歳のころに、自己否定が何ももたらさない事を理解し、そのときから少しづつこの問題について考えてきました。

そして最近、「できない事がある自分」「未熟な自分」を受入れていないこと、そして受入れずに否定する事から葛藤を抱え続けていることに朧げながら認識が至りました。

いま、「自己受容」に取り組んでいます。

「できない自分」「失敗をする自分」・・・それでいいじゃないか、と。

そんな事とは関係無しに、ホルンが好きで、練習が面白い。音楽の仕事でつながりが生まれる多くの人に会えるのが嬉しい。

これが毎日取り組み続けるモチベーションなんじゃないか。

喜びを感じて楽器に触れる。ステージに立って人生を味わう。
シンプルな事なのかもしれません。

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自己受容」への2件のフィードバック

  1. 音楽家に限らず、何のために?というのは人生共通の悩みですね。私は普通のサラリーマンですが、ファーカスさんの「プロプレーヤーの演奏技法」の最後にある「われはわがあるべき場所に有り」にこれまでずいぶん助けられました。ご存知でしょうが、なるようにしかならないのが人生ですし、なるようになるのが人生ですから。

  2. satoshi さん

    ファーカス教授の至言、音楽家が必要とするまさにその態度だと思います。

    音楽家は、現代社会においては珍しい、「自分の全存在」を仕事におて要求される職業です。

    だからこそ、今いるそのときその場所が全てですね。

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