【本番では緊張してもポジティブになれる】

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Mさん(トランペット)

【長年の悩み】

アマチュアのオーケストラで、トランペットを吹いています。私がアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けてみようと思った理由は、

・あがり症=人前で吹くのが苦手

・タンギングが苦手

・高音域の音をいきなり出すのが苦手

という、長年抱えていた悩みをなんとかしたいと思い立ったからでした。

【音が開放的になった】

私の場合、レッスンを受けた後には毎回、

「こういう音を出したいから、体にこういう指令を出して吹いてみよう」という、

意識ややり方が明確になって、音が解放的になっていくような変化を感じています。

【アンブシュアがシンプルになった】

アンブシュアの捉え方も、金管楽器の構造でいう「マウスピースと唇をくっつける」というシンプルなものに変わりました。

その変化だけでも、いろいろなアンブシュア/構え方を試す余力が体全体にできるので、音を何度かならす頃には、よりbetterになるアンブシュアにハマっていって、それが体に自然と染みついてきています。

タンギングや高音域の音もまだまだ課題はありますが、周囲の反応からも、自分の録音を聴いても、良い方向に変化しているのが分かるようになってきました。

【本番では緊張してもポジティブに】

本番前に極度に緊張する事については、残念ながらレッスンを受けても完全にはなくなりません…。

しかしながら、例えば「緊張して震えてはいけない」とか、そういうネガティブなことにエネルギーを使うこと自体が、本番の舞台ではもったいないことだと思うようになりました。

「緊張状態で震えていても、頭が動けるようにしてあげれば、体を自由に動かすことができる」ことに気づいてからは、「こういう音を出したい!」というポジティブな方向に、驚くほど自由にエネルギーが使えます。

そうして、本番を迎えると、「音楽をすること」に集中できているのか、オーケストラの中でも一瞬の音もクリアに聴こえて、もっと良い音を響かせられるはずと、頭や体がまた動いていくような感じになっています。

【自分にもっと可能性が感じられる】

アレクサンダー・テクニークでの頭〜体の不思議な変化を体験したことで、自分も「もっと自由に良い音で演奏できるのかも…」という思いに繋がって、レッスン開始直後〜今まで、ずっと前向きに練習に取り組めています。

技術面だけでなく、精神面での伸びしろも広がっているので、これからもいろんな曲に挑戦していきたいと思います。

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