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プロのトロンボーン奏者から、メッセージを頂きました。
【不調に陥る前ですら出来なかったことが、できるように!!】
嬉しい報告があってメッセージしました。
前回のレッスンで、背骨の上の方を曲げる運動を使っていくことを教わり、それがようやくできるようになりました。
レッスン自体では具体的に「この場所」とは言ってませんでしたが、ここに気がつきなさい。という感じでした。
その動きを使いながら吹くと、息がスルスル入って行き、決してオーバーブローにはならず、嬉しい音色で鳴ってくれます。
使用楽器のポテンシャルの高さを改めて感じました。
ハイトーンはダブルハイBbが出そうな感じです。
ロウトーンは、ペダルFがポンとなる回数が、増えてきました。
リップトリルも高音域ではできるようになりました。
上記の変化は不調になる前の絶好調の時ですら、出来なかった事です。
やりたい事が沢山出てきました。60歳で東京文化でリサイタルをしようと思ってます。何度も本番をしたレパートリーを練習し直してます。
こんな良い気持ちになれたのも、受けてきたレッスンのおかげです。ありがとうございます。
まだまだ知りたい事、知らない事、たくさんあります。引き続き今後もよろしくお願い致します。
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了
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バジル先生、いつも興味深く拝見しております。
この記事のなかに「背骨の上の方を曲げる運動」とありましたが、その具体的な内容を知りたいです。
もし、すでにブログに投稿されているようでしたら、リンク等教えていただけますでしょうか。
都のたつみさん
「背骨の上の方を曲げる」というのは、言語表現としては実際この通りで具体的です。
このプレイヤーにこの動きを学んでいただいたのは、チェストアップをするつもりで背骨を反って伸ばしていたことで、色々と不都合が起きていたことをふまえてのものです。
背骨の上の方を伸ばす運動はすでに十分上手にできている、とも言えるので、
やらなくなって久しい、またはやり方を忘れている「背骨の上の方を曲げる」ということを学んでもらい、演奏に取りれてみて効果や有益さをご自身で判定していただくことを提案しました。
似たようなことが起きていることは多く、レッスン動画ではちょこちょこ出てきているので、興味あれば観てみて下さい。
http://basilkritzer.jp/archives/category/レッスン動画
Basil