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レッスンに、なんとワーグナーチューバを持ってこられた方がいました。
ワーグナーチューバは基本的にホルン奏者が演奏する楽器。
ふだん吹くフレンチホルンとは膝に置く、マウスピースの位置がちがう、マウスパイプや楽器の巻きなどの角度・幅がちがう、といった点で勝手が異なります。
いろいろ試しているうちに気付いたのが、マウスピースを口に合わせるために左腕を後ろに引っ張っていた。
腕を後ろに引っ張るのは、演奏に意外にもブレーキをかけることが多いのは分かっているので、いったん解除。
次に、
①見るところに対して左向きに座り、
②楽器を右膝に置き、
③顔を右に向けて
④胴体を前方に動かしつつマウスピースと口をくっつける
ようにすると、
こんな感じに。
腕を後ろに引っ張ってないのがわかりますよね。
吹いてみると、吹き心地も鳴りもガラッと良くなった。
実は、これホルン・フルートの構えかたの鏡写しバージョンでした。
ぜひ、試してみてね!
Basil Kritzer