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新訳:Singing on the Wind です。前回はこちら
【ダブルタンギングとトリプルタンギング】
ダブルタンギングとトリプルタンギングは、要求されたテンポだとシングルタンギングでは速さが足りないようなパッセージで必要になります。
ダブルタンギングにおける舌の動きを表す子音は、「Da」と「Ka」です。
これが音ごとに切り替わって、「Da-Ka-Da」となります。
トリプルタンギングの場合は「Da-Da-Ka」または「Da-Ka-Da」となります。これは個々の奏者にとってどちらがやりやすいかによります。
まず、楽器を使わずに、声で練習します。舌の物理的なアクションを苦労せずにできるようになるまで。
その後で、楽器で、一つの音だけで同じ舌のアクションを練習してみましょう。これも苦労せずできるようになるまでやります。
ダブルやトリプルタンギングを実際に使う具体的なパッセージを練習する前に、一旦上記のような練習をしておくのです。
ダブルやトリプルタンギングを楽器を使って練習するときは、喉を力ませないようにするのが大事です。
タンギングの技術が、力みのないものとして発達するようにするためには、タンギングの練習は「少量を頻繁に」やるようにしましょう。
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続く
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